ブラスフェマスII クリアした!
Steamで購入した、スペインのデベロッパーによる、2DソウルライクでメトロイドヴァニアなアクションゲームのブラスフェマスIIをクリアしました。通常エンディングに到達しました。
エンドロール

35時間48分かかった。達成度は95%で、マップ踏破は98%

ノーヒントクリアです!
本作購入ユーザのクリア率は約40%でした。

それでは本作ブラスフェマスIIを振り返ってみます。
1.難易度
本作は、正しく
高難易度アクションゲーム!
と言えるでしょう。
前作も結構難しいので高難易度ゲームとして紹介されることがあると思いますが、本作こそ本当に激ムズゲーでした。
道中は、部屋をロックされた状況で複数の敵と同時に戦う中ボス戦に相当するバトルがあり、これもなかなかの難しさなのですが、
やはり今作ではボスがかなり強くなっていました。
何しろ最初に対峙するボスからして、私としてはかなり辛口だと思いましたよ。
慣れてくると中盤のボスは結構こなせるようになるのですが、再び終盤、特にラスボス辺りになると、延べ数時間くらいかけて攻略することになりました。
まあそれでも約40%の人がクリアしているというのは、基本的には腕に覚えのある人が本作をプレイしているのですかね。
流石に難しさではホロウナイトを超えることはないのですが、ホロウナイトの難易度を10とするなら、本作は8~9程度はあると思います。
ちなみに前作ブラスフェマスは7くらいです。
それにしても久しぶりにプレイを諦めたくなるようなボスの強さでした。
また、道中のアスレチックも厳しかったですね。
今作では棘に刺さっても奈落に落ちてもHPが減るだけだからなのか、頭を使うのと、正確に素早く進む必要に駆られました。
尤も、クリアするだけなら、難しいアスレチックは無視しても大丈夫になっています。
2.気合の入った構成
前作は独特の宗教観とそのデザインで度肝を抜かれましたが、今作は主にマップデザインにかなり力が入ってます。
メトロイドヴァニアとしての作り込みは上位に入るのではないでしょうか。
複雑怪奇なマップながらも、主要な箇所は自動でマーカーが置かれるし、自分でもマーキングできるので、それをサボらなければ最終的にはほとんどのアイテムを獲得できるでしょう。
ボスも個性豊かで、なおかつ、多彩な攻撃を放ってきていました。
しかもお約束としてボスの強攻撃はHPをだいぶ持って行くので、正確な操作とジャストのタイミングでのアクションが必要になってきます。
パリィもそうだし、回避もタイミングを合わせないといけない場合があります。
そういう場合では前作以上に神経を研ぎ澄ませてプレイに臨む必要があると感じました。
3.世界観
今作も前作同様にキリスト教的でありながらも「血」を主体とする独特な宗教がストーリーの中心となっている世界観です。
でも、前作ほどは宗教らしさは前面に出ていないです。
まあ相変わらず、イベントアイテムは分かりにくいものがあるものの、
今回はアイテムが持つ「伝承」を含めて、理解しやすいものになっていました。
アイテムの特性から、誰がこのアイテムを欲しているかを類推しやすくなっていたのが印象的でした。
前作は味方キャラからしてグロい表現が多発していましたが、今作ではやや控えめかな? という感じではあります。
でも後半になると、「いつもの」グロさが出てきて、この辺りはブラスフェマスらしいなというところです。
4.操作性
前作は少しもったりしていた操作性が、今作ではかなり改善されました。
まあただ、スムーズに操作できるようになったのでそれは嬉しいのですが、
そのスムーズな操作を駆使することを前提としたアスレチックやボス戦になっていたので、
操作性の改善が却って難易度を押し上げたのだと思うし、デベロッパーとしても、難易度を高くするためにスムーズでレスポンスのよい操作性を実現したのだなと感じました。
ラスボス辺りのボスは滑らかでスピーディーな動きをしてくるので、プレイヤーも同様のアクションができるようになっておかないといけないです。まあ、そうは言っても、快適な操作性はプレイのストレスを緩和してくれるのは間違いないと思います。
5.評価
というところで、今作を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
前作の独特な世界観を引き継ぎしつつも、全体的に改善が施されていました。
最後まで手抜きを感じさせないゲームデザインをプレイを通して堪能できたのは、素晴らしいゲーム体験となりました。
ボスの強さには正直辟易するほどでしたが、こうしてクリアしてみると、激戦だった思い出が楽しいです。
プレイ中は、探索の楽しみを十分に享受できるし、中ボスやボスを攻略する楽しみもありましたので、結論としては優れた作り込みが素晴らしいアクションだったと言えます。
なお、通常エンディングはいかにもソウルライクらしいもので、少しクスッとしました。
「いつもの」感じがフロム作品へのオマージュになっていると感じましたよ。
さて、通常エンディングを観る限りは完全完結というわけでもなさそうです。続編があるならプレイしたいと思いますね。
とても楽しめた、いい作品でした。
おまけ画像。真なる苦悶……!? そんなもの開放しないで!><

本作ブラスフェマスIIのプレイ例



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35時間48分かかった。達成度は95%で、マップ踏破は98%

ノーヒントクリアです!
本作購入ユーザのクリア率は約40%でした。

それでは本作ブラスフェマスIIを振り返ってみます。
1.難易度
本作は、正しく
高難易度アクションゲーム!
と言えるでしょう。
前作も結構難しいので高難易度ゲームとして紹介されることがあると思いますが、本作こそ本当に激ムズゲーでした。
道中は、部屋をロックされた状況で複数の敵と同時に戦う中ボス戦に相当するバトルがあり、これもなかなかの難しさなのですが、
やはり今作ではボスがかなり強くなっていました。
何しろ最初に対峙するボスからして、私としてはかなり辛口だと思いましたよ。
慣れてくると中盤のボスは結構こなせるようになるのですが、再び終盤、特にラスボス辺りになると、延べ数時間くらいかけて攻略することになりました。
まあそれでも約40%の人がクリアしているというのは、基本的には腕に覚えのある人が本作をプレイしているのですかね。
流石に難しさではホロウナイトを超えることはないのですが、ホロウナイトの難易度を10とするなら、本作は8~9程度はあると思います。
ちなみに前作ブラスフェマスは7くらいです。
それにしても久しぶりにプレイを諦めたくなるようなボスの強さでした。
また、道中のアスレチックも厳しかったですね。
今作では棘に刺さっても奈落に落ちてもHPが減るだけだからなのか、頭を使うのと、正確に素早く進む必要に駆られました。
尤も、クリアするだけなら、難しいアスレチックは無視しても大丈夫になっています。
2.気合の入った構成
前作は独特の宗教観とそのデザインで度肝を抜かれましたが、今作は主にマップデザインにかなり力が入ってます。
メトロイドヴァニアとしての作り込みは上位に入るのではないでしょうか。
複雑怪奇なマップながらも、主要な箇所は自動でマーカーが置かれるし、自分でもマーキングできるので、それをサボらなければ最終的にはほとんどのアイテムを獲得できるでしょう。
ボスも個性豊かで、なおかつ、多彩な攻撃を放ってきていました。
しかもお約束としてボスの強攻撃はHPをだいぶ持って行くので、正確な操作とジャストのタイミングでのアクションが必要になってきます。
パリィもそうだし、回避もタイミングを合わせないといけない場合があります。
そういう場合では前作以上に神経を研ぎ澄ませてプレイに臨む必要があると感じました。
3.世界観
今作も前作同様にキリスト教的でありながらも「血」を主体とする独特な宗教がストーリーの中心となっている世界観です。
でも、前作ほどは宗教らしさは前面に出ていないです。
まあ相変わらず、イベントアイテムは分かりにくいものがあるものの、
今回はアイテムが持つ「伝承」を含めて、理解しやすいものになっていました。
アイテムの特性から、誰がこのアイテムを欲しているかを類推しやすくなっていたのが印象的でした。
前作は味方キャラからしてグロい表現が多発していましたが、今作ではやや控えめかな? という感じではあります。
でも後半になると、「いつもの」グロさが出てきて、この辺りはブラスフェマスらしいなというところです。
4.操作性
前作は少しもったりしていた操作性が、今作ではかなり改善されました。
まあただ、スムーズに操作できるようになったのでそれは嬉しいのですが、
そのスムーズな操作を駆使することを前提としたアスレチックやボス戦になっていたので、
操作性の改善が却って難易度を押し上げたのだと思うし、デベロッパーとしても、難易度を高くするためにスムーズでレスポンスのよい操作性を実現したのだなと感じました。
ラスボス辺りのボスは滑らかでスピーディーな動きをしてくるので、プレイヤーも同様のアクションができるようになっておかないといけないです。まあ、そうは言っても、快適な操作性はプレイのストレスを緩和してくれるのは間違いないと思います。
5.評価
というところで、今作を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
前作の独特な世界観を引き継ぎしつつも、全体的に改善が施されていました。
最後まで手抜きを感じさせないゲームデザインをプレイを通して堪能できたのは、素晴らしいゲーム体験となりました。
ボスの強さには正直辟易するほどでしたが、こうしてクリアしてみると、激戦だった思い出が楽しいです。
プレイ中は、探索の楽しみを十分に享受できるし、中ボスやボスを攻略する楽しみもありましたので、結論としては優れた作り込みが素晴らしいアクションだったと言えます。
なお、通常エンディングはいかにもソウルライクらしいもので、少しクスッとしました。
「いつもの」感じがフロム作品へのオマージュになっていると感じましたよ。
さて、通常エンディングを観る限りは完全完結というわけでもなさそうです。続編があるならプレイしたいと思いますね。
とても楽しめた、いい作品でした。
おまけ画像。真なる苦悶……!? そんなもの開放しないで!><

本作ブラスフェマスIIのプレイ例



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