もっかいCCNPを取得し直すことにした
私ENHはネットワークインフラに関わる仕事をしており、現在でも毎日何らかのネットワーク機器に携わっています。
元々はインフラ、中でもネットワークエンジニア/SEとして仕事をしてきましたが、近年は開発とか運用もしてました。
それで、来年からはまたインフラの設計・構築に戻ることになり、機器も久しぶりにCisco機器をメインに扱うことになるようです。
Cisco機器というと、そのネットワーク機器を扱えることを証明する資格があって、それは「Cisco認定試験」と呼ばれているものとなります。
これは公的な資格試験ではなく、ネットワーク業界でもっとも大きなシェアを誇る米国企業の「Cisco Systems」が実施しているものではあるのですが、ネットワークの世界ではCiscoのネットワーク機器がシェアの大半を占めているため、ネットワーク資格としてデファクトスタンダードとしての地位を確立しています。
それで、私もネットワークエンジニアとして過去にCCNAとCCNPを取得しました。
Cisco資格試験は、大雑把に区分して、下から「CCNA」、「CCNP」と「CCIE」に分けられていて、CCNAはネットワークエンジニアの登竜門的資格、CCIEはCisco機器を中心とした広範なネットワーク業務について「知らないことはない」くらいの知識・経験が求められる最高位資格です。
私は、CCNAとCCIEの中間的資格である「CCNP」までは取得しました。これは「ネットワークエンジニアのプロフェッショナル」として数年の実務経験を積んでいるレベルのものとなります。
ただ、この資格、いつ取得していたかを調べてみたらなんと2006年! 今から18年も前ですよ。
いやーまさかそんなに時間が過ぎ去っていようとは……
CCNPは3年ごとに更新が必要となり2回くらいまでは更新したような記憶があるのですが、それでももうとっくに失効してしまっています。
それと、CCNP初取得以降、ネットワークの世界もいろいろと発展を遂げているため、CCNPとして求められる内容も大きく変わっているようなのです。
そこで、年明けからの業務に備えて、もっかいCCNPの試験分野を学習して、この資格を取得し直すことにしました。
かつてのCisco資格試験は、CCNPを受験する前提として、失効していないCCNA資格を所持していることが必須でした。
でも、現行のCCNPは、なんとCCNAは前提要件に含まれなくなっていたのです。これはありがたいですね。
なにしろCCNA試験の受験料は、日本円で42,900円もするので、これをスキップできるのは助かります。
尤もCCNP_Enterpriseコア試験と、CCNP_Enterpriseコンセントレーション資格(専門分野資格)も、それぞれで57,200円、42,900円の受験料がかかるのですけどね(白目)。
それでまずはCCNPコア試験の勉強からすることにしました。参考書はもう購入済みです。
いわゆる「白本」と呼ばれているもので、信頼性も高いようです。
なんと960ページもあるw しかもコンセントレーション試験の本はまた別にあるんだよなあw

ただ、この本だけでは試験に対応できないので、ドリル的問題集として「Ping-t」というWeb問題集サイトに有料登録して平行して学習を進めていくことにしました。
それと、CCNPでは、Cisco機器への設定やトラブルシューティングを試験中に行う「シミュレーション問題」があるので、Cisco機器に実際に触れながら想定されるネットワーク構成を組んで、機器の挙動を精査しておく必要があります。
一番いいのは自宅にラックを組んで、Cisco機器の少なくとも4台以上の実機をキッティングとケーブリングしてネットワーク構成を作るのがいいのですが、これは費用の面でも場所の面でも騒音の面でもムリゲーなので、ネットワークエミュレータのGNS3を使います……
と言いたいところですが、GNS3だと結局Cisco機器の本物のIOSが必要になるのと、古い機器にしか対応していないため、
いろいろとネットを調べてみて、Cisco公式のネットワークシミュレーションツール「Cisco Modeling Labs」通称「CML」を使うことにしました。
CMLには無料版もあるにはあるのですが、いろいろと制約があるため、個人向けサブスクリプション版を購入しました。
このサービスは日本円で年間税込み約36000円となかなかのお値段なのですが、上記に書いたようなラックを組んで……からするとかなりお得です。
しかも、CMLなら、各Cisco機器のIOSと、周辺機器となるLinuxPCやLinuxサーバ等までもがコンテンツに同梱されているので、CMLだけでネットワーク構成を組んでそのネットワーク通信を確認することができます。
CMLはVMware Workstation上に組んで少し使ってみましたが、本格的な使用レポートについては、CCNPコア試験の学習が進んで、シミュレーション問題への対策を始めたときに改めてこのブログかサブブログの「いい資格」に書いていくつもりです。
CCNA解説動画(いずれも他の方の動画です) ※CCNP解説動画ってあんまりなかったので代わりにこちらで


元々はインフラ、中でもネットワークエンジニア/SEとして仕事をしてきましたが、近年は開発とか運用もしてました。
それで、来年からはまたインフラの設計・構築に戻ることになり、機器も久しぶりにCisco機器をメインに扱うことになるようです。
Cisco機器というと、そのネットワーク機器を扱えることを証明する資格があって、それは「Cisco認定試験」と呼ばれているものとなります。
これは公的な資格試験ではなく、ネットワーク業界でもっとも大きなシェアを誇る米国企業の「Cisco Systems」が実施しているものではあるのですが、ネットワークの世界ではCiscoのネットワーク機器がシェアの大半を占めているため、ネットワーク資格としてデファクトスタンダードとしての地位を確立しています。
それで、私もネットワークエンジニアとして過去にCCNAとCCNPを取得しました。
Cisco資格試験は、大雑把に区分して、下から「CCNA」、「CCNP」と「CCIE」に分けられていて、CCNAはネットワークエンジニアの登竜門的資格、CCIEはCisco機器を中心とした広範なネットワーク業務について「知らないことはない」くらいの知識・経験が求められる最高位資格です。
私は、CCNAとCCIEの中間的資格である「CCNP」までは取得しました。これは「ネットワークエンジニアのプロフェッショナル」として数年の実務経験を積んでいるレベルのものとなります。
ただ、この資格、いつ取得していたかを調べてみたらなんと2006年! 今から18年も前ですよ。
いやーまさかそんなに時間が過ぎ去っていようとは……
CCNPは3年ごとに更新が必要となり2回くらいまでは更新したような記憶があるのですが、それでももうとっくに失効してしまっています。
それと、CCNP初取得以降、ネットワークの世界もいろいろと発展を遂げているため、CCNPとして求められる内容も大きく変わっているようなのです。
そこで、年明けからの業務に備えて、もっかいCCNPの試験分野を学習して、この資格を取得し直すことにしました。
かつてのCisco資格試験は、CCNPを受験する前提として、失効していないCCNA資格を所持していることが必須でした。
でも、現行のCCNPは、なんとCCNAは前提要件に含まれなくなっていたのです。これはありがたいですね。
なにしろCCNA試験の受験料は、日本円で42,900円もするので、これをスキップできるのは助かります。
尤もCCNP_Enterpriseコア試験と、CCNP_Enterpriseコンセントレーション資格(専門分野資格)も、それぞれで57,200円、42,900円の受験料がかかるのですけどね(白目)。
それでまずはCCNPコア試験の勉強からすることにしました。参考書はもう購入済みです。
いわゆる「白本」と呼ばれているもので、信頼性も高いようです。
なんと960ページもあるw しかもコンセントレーション試験の本はまた別にあるんだよなあw

ただ、この本だけでは試験に対応できないので、ドリル的問題集として「Ping-t」というWeb問題集サイトに有料登録して平行して学習を進めていくことにしました。
それと、CCNPでは、Cisco機器への設定やトラブルシューティングを試験中に行う「シミュレーション問題」があるので、Cisco機器に実際に触れながら想定されるネットワーク構成を組んで、機器の挙動を精査しておく必要があります。
一番いいのは自宅にラックを組んで、Cisco機器の少なくとも4台以上の実機をキッティングとケーブリングしてネットワーク構成を作るのがいいのですが、これは費用の面でも場所の面でも騒音の面でもムリゲーなので、ネットワークエミュレータのGNS3を使います……
と言いたいところですが、GNS3だと結局Cisco機器の本物のIOSが必要になるのと、古い機器にしか対応していないため、
いろいろとネットを調べてみて、Cisco公式のネットワークシミュレーションツール「Cisco Modeling Labs」通称「CML」を使うことにしました。
CMLには無料版もあるにはあるのですが、いろいろと制約があるため、個人向けサブスクリプション版を購入しました。
このサービスは日本円で年間税込み約36000円となかなかのお値段なのですが、上記に書いたようなラックを組んで……からするとかなりお得です。
しかも、CMLなら、各Cisco機器のIOSと、周辺機器となるLinuxPCやLinuxサーバ等までもがコンテンツに同梱されているので、CMLだけでネットワーク構成を組んでそのネットワーク通信を確認することができます。
CMLはVMware Workstation上に組んで少し使ってみましたが、本格的な使用レポートについては、CCNPコア試験の学習が進んで、シミュレーション問題への対策を始めたときに改めてこのブログかサブブログの「いい資格」に書いていくつもりです。
CCNA解説動画(いずれも他の方の動画です) ※CCNP解説動画ってあんまりなかったので代わりにこちらで


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