コナミ ファミコンとかMSXとかのお気に入り曲
コナミというゲームメーカーの印象については、それぞれの世代で大きく異なると思います。
初代プレイステーション以降だとメタルギアソリッド一択という人もいるでしょうし、あるいはもっと最近だとパワプロと桃太郎電鉄以外でなんか作ってたっけ? みたいな感想になる人もいるでしょう。あるいは音楽ゲーム界隈の領袖的存在とも。
しかし、1980年代前半のアーケードゲームの本格的黎明期からコナミを知る人になら、
「ゲーム音楽」にもっとも造詣が深いゲームメーカーはコナミだと言ってもそう異論は挟まれないと確信しています。
特にファミコン時代のコナミミュージックの凄さは、
セガやタイトーのように個々人のコンポーザの突出した個性というよりは、
今ある基盤の音源をいかに使いこなすか、よい音色を出すかに恐ろしいほどのこだわりを見せたところにあると思います(しまいにはSCCのような独自音源のチップまでカセットに搭載してしまうしw)。
まあ無論、曲自体も永遠にループして聴きまくってしまうほど名曲揃いですよ。
私ENHはコナミサウンドがあまりに好きすぎて、ファミコンをつなげたテレビから発せられるコナミサウンドをラジカセの録音機能で直に拾って独自のサントラテープを作ってそれをゲームプレイ以外でも鑑賞していたくらいです(当時に同じことをした人は多数いると思いますw)。
それで、この記事ではアーケードもコンシューマー機も全部好きな曲のリンクを載せようとしたのですが、
あまりにもタイトルが多いため、今回は基本的にはファミコンとMSXのみに絞りました。結構なリンク数ですけど、それでもほんの一部分なんですよねー。まあとにかくもENHが特に好きなお気に入り曲のYouTubeのリンクを張っていきます。
あ、あとリンクは発売順にはなってないと思いますがそこはメンゴということで。
アミダー(アーケード)
いきなりファミコンじゃないですけど音源的にはまあ似てないこともない(?)ので。
原曲の著作権の問題があるのか、本作はコナミのゲーム史からは外されることが多いのですが、でもまあこの曲は好きなので。
プーヤン(アーケード)
コナミはクラシック曲のアレンジが好きなのか、1982年の本作でもユーモレスクをコミカルにアレンジした曲を流しています。
後のパロディウスシリーズではクラシック曲のアレンジが多数出てきますが、もうこの年にクラシックアレンジですよ。
それにしてもアーケードゲームだけあって、本作は容赦のない超難しいシューティングゲームなんですよねーこれが。
ツインビー
ファミコンでもゲーセンのようなシューティングゲームを遊びたい! という子どもたちの願いを叶えてくれた名作。
本作の総容量は192キロビット(24キロバイト)しかないのに、アーケード作品の雰囲気を十分に感じられた。
ツインビー(アーケード)
ジャイラス
ジャイラスといえば、カプコンの草創期メンバーの岡本吉起さんがデザイナーとして関わってますね。
詳しくは岡本さんのYouTube動画でみるといろいろと分かるのですが、カプコンって元コナミメンバーが入社してから大きく発展していっているんですよねー。そういやNAOKI(前田尚紀)さんもカプコンに流れていったなー。
と、そうそう、本作もバッハのかっこいいアレンジが光ってます。
イーアルカンフー 戦闘曲
2D対戦格闘ゲームのはしり。ある意味ボス連戦みたいな感覚。
イーアルカンフー(アーケード) メイン1
グラディウス
アーケードと比べて遊び易い難易度でオールクリアも楽でした。
グラディウス(アーケード)
アーケード版は、起動後のバブルシステムを温めるための時間に「konami morning music」を流している。
グーニーズ
同名の映画をモチーフにしたアクションゲーム。ファミコンというスペックの限界からか、原作に似せるのはやめてほとんど独自の内容になっているが問題なく楽しめた。映画のテーマソングをうまくアレンジしている。
グーニーズ(ポップンミュージック)
ファミコン版の曲をいい感じでアレンジしていてとても好き。
バイオミラクル ぼくってウパ
赤ちゃんが主人公って攻めてるよなーw
バイオミラクル ぼくってウパ(ポップンミュージック)
このアレンジが好きで、今でもときどきプレイしている。
エスパードリーム メインBGM
エスパードリーム ボス戦闘BGM
ファミコンディスクシステム用のゲーム。女の子向けアニメのテーマソングのようなメインBGMが耳に心地よい。
がんばれゴエモン!からくり道中
和風にこだわった曲がとても素晴らしい。
月風魔伝 マップBGM
月風魔伝 横スクロールアクション面BGM
当時、ナムコの源平討魔伝の後に発売されたためにパクリと散々ディスられたものの、雰囲気が似ているくらいで、ゲーム内容はなかなかオリジナリティに溢れていた。特に3D迷路での3D戦などはファミコンでよく作ったなあというよい出来。音楽もよかった。
ファルシオン stage1
ファミコンディスクシステム用ゲーム。疑似3Dのシューティングゲームで、後半面は結構難易度が高くてクリアできなかった。
この曲はとても好きで、ポップンミュージックのアレンジ曲を今でもときどきプレイしている。
ファルシオン(ポップンミュージック)
ファルシオン stage3
悪魔城ドラキュラ 1面
ファミコンにホラーを持ち込んだゲームの曲。
なお、ドラキュラシリーズの曲のリンクは、過去の記事にもたくさん張っていますのでついでにどうぞ。
久々に聴いた曲 悪魔城ドラキュラ特集
https://enh-experience.seesaa.net/article/201812article_5.html
ドラキュラⅡ 昼の道BGM
いわゆる一つのBloody Tears 。この曲の演奏フォロワーがかなりの数いるくらいの名曲。私も好き。
ドラキュラⅡ 夜BGM
夜になると人通りも絶えて魑魅魍魎の世界に変わる、という感じがすごく出ていてよき。
ドラキュラⅡ 館BGM
ボスがいる館の曲。
火の鳥 鳳凰編
手塚治虫の同名のゲーム化。ファミコンのスペックのこともあったからか、かなり大胆なアレンジを作品全体に施している。
けどこれはこれで十分に面白かった。音楽もよき。
大魔司教ガリウス
元はMSX版だが、これはファミコン版。多数の部屋を行き来して敵と戦いながら少しずつ謎を解いていく、というメトロイド感のあるゲーム。
メタルギア
MSX2版。小島秀夫監督の第1作作品。MSX2のスペックの厳しさから激しいアクションは実現できないという制約が、結果として「ステルスアクション」という新ジャンル誕生のきっかけになっている。もし小島監督がアーケードチームに配属されていたら、ステルスアクションゲームの登場はもっと後になったと思われる。
グラディウス2
MSX版。MSXというと、ゲーム機としてはファミコンよりも「しょぼい」ということは所有者なら誰でもが自覚さぜるを得ないところ、
というなかで本作が発売されて、購入した誰でもが歓喜したと思われる横シューティング神ゲーム。私も歓喜しました☆
中でも音源もしょぼいで諦めずに、ゲームカセットにSCCという独自の音源を搭載することで音色豊かなゲームミュージックを展開したのはいい意味でどうかしてるw
まあ音楽にこだわれば売り上げも伸びるという思惑はあったにしても、クリエイターに強い「情熱」がなければこれほどの作品には仕上がらなかっただろうなと思います。
沙羅曼蛇
MSX版。SCC音源搭載。下手するとアーケード版よりも難しいと本作が言われるのは、スムーズでないスクロールと当たり判定の大きさに起因するところがあると思うが、そもそもとしてMSXでも十分に遊べる高クオリティのシューティングゲームを作ってしまうというのがいい意味でどうかしてるw
レーシングスピリット ストックカー・BGM
MSX版。SCC音源搭載。ロードファイターを彷彿とさせるレーシングゲーム。まず音楽が美しいのでそれだけでも楽しめたが、レース場や悪路でのラリー等、様々なレースを楽しめたのもよかった。それにしてもMSXって本当はこんな美麗な画面とか音は出せないからねー。当時のコナミの技術力の高さがいかに凄すぎるかがMSXのゲームをプレイするとよく分かります。
レーシングスピリット ラリー・BGM
レーシングスピリット Class 3000 - BGM
という感じで、ファミコンとMSXに限ってもまだまだ一部分でしかないのですが、とりあえずはENHの特にお気に入り曲を張ってみました。
コナミのゲームはとにかく大量にあるのでまた別の視点でリンクを張ってみたいです。ではでは。
初代プレイステーション以降だとメタルギアソリッド一択という人もいるでしょうし、あるいはもっと最近だとパワプロと桃太郎電鉄以外でなんか作ってたっけ? みたいな感想になる人もいるでしょう。あるいは音楽ゲーム界隈の領袖的存在とも。
しかし、1980年代前半のアーケードゲームの本格的黎明期からコナミを知る人になら、
「ゲーム音楽」にもっとも造詣が深いゲームメーカーはコナミだと言ってもそう異論は挟まれないと確信しています。
特にファミコン時代のコナミミュージックの凄さは、
セガやタイトーのように個々人のコンポーザの突出した個性というよりは、
今ある基盤の音源をいかに使いこなすか、よい音色を出すかに恐ろしいほどのこだわりを見せたところにあると思います(しまいにはSCCのような独自音源のチップまでカセットに搭載してしまうしw)。
まあ無論、曲自体も永遠にループして聴きまくってしまうほど名曲揃いですよ。
私ENHはコナミサウンドがあまりに好きすぎて、ファミコンをつなげたテレビから発せられるコナミサウンドをラジカセの録音機能で直に拾って独自のサントラテープを作ってそれをゲームプレイ以外でも鑑賞していたくらいです(当時に同じことをした人は多数いると思いますw)。
それで、この記事ではアーケードもコンシューマー機も全部好きな曲のリンクを載せようとしたのですが、
あまりにもタイトルが多いため、今回は基本的にはファミコンとMSXのみに絞りました。結構なリンク数ですけど、それでもほんの一部分なんですよねー。まあとにかくもENHが特に好きなお気に入り曲のYouTubeのリンクを張っていきます。
あ、あとリンクは発売順にはなってないと思いますがそこはメンゴということで。
アミダー(アーケード)
いきなりファミコンじゃないですけど音源的にはまあ似てないこともない(?)ので。
原曲の著作権の問題があるのか、本作はコナミのゲーム史からは外されることが多いのですが、でもまあこの曲は好きなので。
プーヤン(アーケード)
コナミはクラシック曲のアレンジが好きなのか、1982年の本作でもユーモレスクをコミカルにアレンジした曲を流しています。
後のパロディウスシリーズではクラシック曲のアレンジが多数出てきますが、もうこの年にクラシックアレンジですよ。
それにしてもアーケードゲームだけあって、本作は容赦のない超難しいシューティングゲームなんですよねーこれが。
ツインビー
ファミコンでもゲーセンのようなシューティングゲームを遊びたい! という子どもたちの願いを叶えてくれた名作。
本作の総容量は192キロビット(24キロバイト)しかないのに、アーケード作品の雰囲気を十分に感じられた。
ツインビー(アーケード)
ジャイラス
ジャイラスといえば、カプコンの草創期メンバーの岡本吉起さんがデザイナーとして関わってますね。
詳しくは岡本さんのYouTube動画でみるといろいろと分かるのですが、カプコンって元コナミメンバーが入社してから大きく発展していっているんですよねー。そういやNAOKI(前田尚紀)さんもカプコンに流れていったなー。
と、そうそう、本作もバッハのかっこいいアレンジが光ってます。
イーアルカンフー 戦闘曲
2D対戦格闘ゲームのはしり。ある意味ボス連戦みたいな感覚。
イーアルカンフー(アーケード) メイン1
グラディウス
アーケードと比べて遊び易い難易度でオールクリアも楽でした。
グラディウス(アーケード)
アーケード版は、起動後のバブルシステムを温めるための時間に「konami morning music」を流している。
グーニーズ
同名の映画をモチーフにしたアクションゲーム。ファミコンというスペックの限界からか、原作に似せるのはやめてほとんど独自の内容になっているが問題なく楽しめた。映画のテーマソングをうまくアレンジしている。
グーニーズ(ポップンミュージック)
ファミコン版の曲をいい感じでアレンジしていてとても好き。
バイオミラクル ぼくってウパ
赤ちゃんが主人公って攻めてるよなーw
バイオミラクル ぼくってウパ(ポップンミュージック)
このアレンジが好きで、今でもときどきプレイしている。
エスパードリーム メインBGM
エスパードリーム ボス戦闘BGM
ファミコンディスクシステム用のゲーム。女の子向けアニメのテーマソングのようなメインBGMが耳に心地よい。
がんばれゴエモン!からくり道中
和風にこだわった曲がとても素晴らしい。
月風魔伝 マップBGM
月風魔伝 横スクロールアクション面BGM
当時、ナムコの源平討魔伝の後に発売されたためにパクリと散々ディスられたものの、雰囲気が似ているくらいで、ゲーム内容はなかなかオリジナリティに溢れていた。特に3D迷路での3D戦などはファミコンでよく作ったなあというよい出来。音楽もよかった。
ファルシオン stage1
ファミコンディスクシステム用ゲーム。疑似3Dのシューティングゲームで、後半面は結構難易度が高くてクリアできなかった。
この曲はとても好きで、ポップンミュージックのアレンジ曲を今でもときどきプレイしている。
ファルシオン(ポップンミュージック)
ファルシオン stage3
悪魔城ドラキュラ 1面
ファミコンにホラーを持ち込んだゲームの曲。
なお、ドラキュラシリーズの曲のリンクは、過去の記事にもたくさん張っていますのでついでにどうぞ。
久々に聴いた曲 悪魔城ドラキュラ特集
https://enh-experience.seesaa.net/article/201812article_5.html
ドラキュラⅡ 昼の道BGM
いわゆる一つのBloody Tears 。この曲の演奏フォロワーがかなりの数いるくらいの名曲。私も好き。
ドラキュラⅡ 夜BGM
夜になると人通りも絶えて魑魅魍魎の世界に変わる、という感じがすごく出ていてよき。
ドラキュラⅡ 館BGM
ボスがいる館の曲。
火の鳥 鳳凰編
手塚治虫の同名のゲーム化。ファミコンのスペックのこともあったからか、かなり大胆なアレンジを作品全体に施している。
けどこれはこれで十分に面白かった。音楽もよき。
大魔司教ガリウス
元はMSX版だが、これはファミコン版。多数の部屋を行き来して敵と戦いながら少しずつ謎を解いていく、というメトロイド感のあるゲーム。
メタルギア
MSX2版。小島秀夫監督の第1作作品。MSX2のスペックの厳しさから激しいアクションは実現できないという制約が、結果として「ステルスアクション」という新ジャンル誕生のきっかけになっている。もし小島監督がアーケードチームに配属されていたら、ステルスアクションゲームの登場はもっと後になったと思われる。
グラディウス2
MSX版。MSXというと、ゲーム機としてはファミコンよりも「しょぼい」ということは所有者なら誰でもが自覚さぜるを得ないところ、
というなかで本作が発売されて、購入した誰でもが歓喜したと思われる横シューティング神ゲーム。私も歓喜しました☆
中でも音源もしょぼいで諦めずに、ゲームカセットにSCCという独自の音源を搭載することで音色豊かなゲームミュージックを展開したのはいい意味でどうかしてるw
まあ音楽にこだわれば売り上げも伸びるという思惑はあったにしても、クリエイターに強い「情熱」がなければこれほどの作品には仕上がらなかっただろうなと思います。
沙羅曼蛇
MSX版。SCC音源搭載。下手するとアーケード版よりも難しいと本作が言われるのは、スムーズでないスクロールと当たり判定の大きさに起因するところがあると思うが、そもそもとしてMSXでも十分に遊べる高クオリティのシューティングゲームを作ってしまうというのがいい意味でどうかしてるw
レーシングスピリット ストックカー・BGM
MSX版。SCC音源搭載。ロードファイターを彷彿とさせるレーシングゲーム。まず音楽が美しいのでそれだけでも楽しめたが、レース場や悪路でのラリー等、様々なレースを楽しめたのもよかった。それにしてもMSXって本当はこんな美麗な画面とか音は出せないからねー。当時のコナミの技術力の高さがいかに凄すぎるかがMSXのゲームをプレイするとよく分かります。
レーシングスピリット ラリー・BGM
レーシングスピリット Class 3000 - BGM
という感じで、ファミコンとMSXに限ってもまだまだ一部分でしかないのですが、とりあえずはENHの特にお気に入り曲を張ってみました。
コナミのゲームはとにかく大量にあるのでまた別の視点でリンクを張ってみたいです。ではでは。
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