フィッシュアンドチップス 作ってみた!
第173回目の自炊は、イギリスを代表する料理の1つであるフィッシュ&チップスに挑戦してみました。
今回の材料です。

魚は、今回は揚げて仕上げる冷凍食品にしました。
それでは調理開始です!
1.ジャガイモの下処理をする 51分
流水でジャガイモを洗ってからピーラーで皮を剥き(15分)、

同じくピーラーで芽を取ってから(4分)、
食べやすい大きさに切って(7分)、

水に晒します(20分)。
ジャガイモを水に晒すのは、変色防止、灰汁抜きとかくっつき防止等、5つの理由があるとのことで、何気に必須の作業となっています。

後で気づきましたが、この時間で先に魚フライを揚げていれば調理時間の短縮に繋がりましたね。
晒した後は、キッチンペーパーで水気とデンプンを拭き取ってバットに並べておきます。
ぬるっとしたデンプンが残ったままだとカラっと揚がらない原因になるので、しっかり拭き取ります。

2.超深型フライパンに3cm分の油を注ぎ、ジャガイモを入れて低温から揚げる 22分
ジャガイモが油面から出ないように、今回は通常の揚げ料理をするのと同じくらいの3cmの深さになるまでキャノーラ油を注ぎました。

これで約780g分の油となります。今回使用したキャノーラ油は700gで400円くらいなので、何気に今回の材料の中で値段が一番高いです。
ちなみにジャガイモは200円、魚フライは2枚で100円くらいです。
それで、ネットの作り方をいろいろ見てみたところ、ジャガイモは低温でじっくり揚げる、という方法を見つけたので、私もその方法を採ることにしました。
この方法は揚げるのに時間はかかるものの、ほぼ確実にジャガイモの中まで火を通すことができるという大きな利点があります。
ジャガイモをフライパンに入れて、

そこから火にかけます。まずは強火で温度を上げていき、ぷくぷくと泡が出てきたら、そこからはとろ火でじっくり揚げていきます。

それで、いつまで揚げるのかと言うと、ときどきジャガイモに爪楊枝を挿してみて、すっと中まで通るようになるまでです。
硬さを感じるうちは全然生なので、ときどき挿して様子を確かめます。
ちなみに今回は爪楊枝で挿しましたが、本当は竹串がいいです(忘れないうちに買いに行きます)。
爪楊枝だと油面ぎりぎりまで指を近づけることになるので、火傷のリスクが高くなります。
それで15分くらい経ったところでジャガイモ片の中まですっと爪楊枝が通るようになったので、
ここからは強火に変えて揚げます。これは揚げ色を付けるためです。

なお、今回参考にしたネットの作り方によると3分ほどでいいと書いてましたが、
この時点ではまだ揚げ色がほとんど付いてなかったので、追加で3分強火で揚げました。
おそらく揚げ色が付くために必要な油温に達してなかったのだと思います。
追加の時間の分まで揚げていると、ジャガイモ片が次々にふわっと油面に浮いてきたので、
これを以て揚げ上がりと判断して揚げ物バットに移しました。
冷めないうちに塩を振っておきます。後は魚フライが揚げ上がるまでキッチンペーパーに油を吸わせておきます。

3.冷凍魚フライを揚げる 11分
今回の魚フライは、最初から衣が付けてあるというもので、

後は揚げれば完成というものです。
このタイプは自分で揚げないといけないという手間もお金(油・ガス代)もかかるものですが、
スーパーの総菜ものとは違ってとにかく油が新鮮で、何より揚げたてを賞味できるという利点があるんですよね。
市販のフライは油は極限まで使いまわしでしょうから、そうではない超新鮮なものを食べられるというのは自炊の強みです。
それで、ジャガイモを揚げた後の油は100℃くらいまで下がっていたのでこれを170℃まで熱するまで5.5分、
そこに魚フライを投入して、

揚げ上がるまで5分かかりました。
この商品の説明書きだと3.5~4分ほど揚げればよいことになってましたが、170~180℃を維持できずに160℃くらいになってたので1分揚げ時間を増やしたのでした。温度が下がったのは冷凍ものを投入したからだと思います。思い切って強火で温度が下がらないようにしてもよかったかもですね。
揚げたあとは、キッチンペーパーを敷いたバットに置いて油を吸わせつつ休ませます。
4.具材を皿に盛り付けて完成! 4分
バットに置いていたフライドポテトと魚フライを白皿に盛り付けて、ケチャップ、マスタードとタルタルソースを皿に入れて、
付け合わせにキュウリのピクルスも盛り付けたら、フィッシュアンドチップスの完成です!

まずフライドポテトを食べてみたら中まで火は通ってましたが、すっかり冷えてしまっていたので、
小皿にポテトを入れてラップはせずに1分チンし直しました。
これにより、熱々の状態でポテトを食べられるようになりました。
うん、中まで火が通ってホクホク、外側もまあまあカリッとしています。ちゃんと美味しいです。
外側はもっと大胆にカリッとさせるまで揚げていてもよかったかもですね。
でも、芯が残ってたり生焼けになっていないのは評価できます。
それと、塩を多めに振っていたので塩加減もちょうどいい感じです。
塩を振らないで、食べるときに振るという形式だといかにも本格的なイギリス式のようになりますが、
塩は今回みたいに早いうちに振っておくのがいいと思いますね。
魚フライは文句なしの上出来です。カリッと揚がってたし、口に運べばサクッとこれまたいい食感です。
それと、ちゃんと下処理を済ませていたようで生臭さも皆無、とても美味しく仕上がってました。
これにですね、タルタルソースをたっぷり付けて食べると、
いや有り得ないほど美味い!w
魚フライにソース、醤油ってそれぞれ美味しいですけど、やっぱり魚フライにはタルタルソースでしょう。美味すぎました。
というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。
初めての試みとなりましたが、結構ちゃんとしたものに仕上がって嬉しいです。
しっかりビールのお伴になってくれましたね。おかげで真っ昼間から至福のひと時を過ごさせてもらいましたよ。
満点にするためには、
・ポテトをもっとカリッと揚げる
・工程を工夫して調理時間を節約する
を満たせればと思います。次回はたぶん実現できるでしょう。
なお、今回は魚フライは出来合いのものでしたが、生のタラを使うところからやってみるのもいいかもですね。
それだと身がさらにしっかりしたパーフェクテッドな魚フライに仕上がることでしょう。
そうそう、付け合わせにピクルスを添えたのはいいアイデアでした。
ピクルスの酸っぱさが揚げ物にはぴったり合います。お口のリセットとしても、全体的な味わいとしてもいい働きをしていたと感じています。
もう1つ、今回はジャガイモは皮を剥きましたが、これは正解だったようです。
と言うのも、皮を剥いたら身の表面にも薄い緑になっているところがあって、これにはソラニンやチャコニンという天然毒素が含まれてる場合があるためその部分も取り去っています。
というところから、皮を残す場合は新じゃが等、本当に新鮮なジャガイモでないといけないのかもですね。
・材料
冷凍魚フライ 2枚
ジャガイモ 415g
水 晒し用
塩 調理後の振りかけ用
キャノーラ油 780g
ディルピクルス
ケチャップ
マスタード
タルタルソース
・カロリー
フィッシュアンドチップス 515g 721Kcal
ディルピクルス
ケチャップ
マスタード
タルタルソース
計 721Kcal+調味料等付け合わせ分
・調理時間
ジャガイモの下処理をする 51分
超深型フライパンに3cm分の油を注ぎ、ジャガイモを入れて低温から揚げる 22分
冷凍魚フライを揚げる 11分
具材を皿に盛り付ける 4分
計 1時間28分
参考サイト
やまでら くみこ のレシピ じゃがいもを水にさらす理由。変色防止だけじゃない!浸ける時間も解説。
https://kumiko-jp.com/archives/283581.html
レシピブログ 簡単!低温から素揚げ究極のフライドポテト
https://www.recipe-blog.jp/profile/3188/recipe/551405

今回の材料です。

魚は、今回は揚げて仕上げる冷凍食品にしました。
それでは調理開始です!
1.ジャガイモの下処理をする 51分
流水でジャガイモを洗ってからピーラーで皮を剥き(15分)、

同じくピーラーで芽を取ってから(4分)、
食べやすい大きさに切って(7分)、

水に晒します(20分)。
ジャガイモを水に晒すのは、変色防止、灰汁抜きとかくっつき防止等、5つの理由があるとのことで、何気に必須の作業となっています。

後で気づきましたが、この時間で先に魚フライを揚げていれば調理時間の短縮に繋がりましたね。
晒した後は、キッチンペーパーで水気とデンプンを拭き取ってバットに並べておきます。
ぬるっとしたデンプンが残ったままだとカラっと揚がらない原因になるので、しっかり拭き取ります。

2.超深型フライパンに3cm分の油を注ぎ、ジャガイモを入れて低温から揚げる 22分
ジャガイモが油面から出ないように、今回は通常の揚げ料理をするのと同じくらいの3cmの深さになるまでキャノーラ油を注ぎました。

これで約780g分の油となります。今回使用したキャノーラ油は700gで400円くらいなので、何気に今回の材料の中で値段が一番高いです。
ちなみにジャガイモは200円、魚フライは2枚で100円くらいです。
それで、ネットの作り方をいろいろ見てみたところ、ジャガイモは低温でじっくり揚げる、という方法を見つけたので、私もその方法を採ることにしました。
この方法は揚げるのに時間はかかるものの、ほぼ確実にジャガイモの中まで火を通すことができるという大きな利点があります。
ジャガイモをフライパンに入れて、

そこから火にかけます。まずは強火で温度を上げていき、ぷくぷくと泡が出てきたら、そこからはとろ火でじっくり揚げていきます。

それで、いつまで揚げるのかと言うと、ときどきジャガイモに爪楊枝を挿してみて、すっと中まで通るようになるまでです。
硬さを感じるうちは全然生なので、ときどき挿して様子を確かめます。
ちなみに今回は爪楊枝で挿しましたが、本当は竹串がいいです(忘れないうちに買いに行きます)。
爪楊枝だと油面ぎりぎりまで指を近づけることになるので、火傷のリスクが高くなります。
それで15分くらい経ったところでジャガイモ片の中まですっと爪楊枝が通るようになったので、
ここからは強火に変えて揚げます。これは揚げ色を付けるためです。

なお、今回参考にしたネットの作り方によると3分ほどでいいと書いてましたが、
この時点ではまだ揚げ色がほとんど付いてなかったので、追加で3分強火で揚げました。
おそらく揚げ色が付くために必要な油温に達してなかったのだと思います。
追加の時間の分まで揚げていると、ジャガイモ片が次々にふわっと油面に浮いてきたので、
これを以て揚げ上がりと判断して揚げ物バットに移しました。
冷めないうちに塩を振っておきます。後は魚フライが揚げ上がるまでキッチンペーパーに油を吸わせておきます。

3.冷凍魚フライを揚げる 11分
今回の魚フライは、最初から衣が付けてあるというもので、

後は揚げれば完成というものです。
このタイプは自分で揚げないといけないという手間もお金(油・ガス代)もかかるものですが、
スーパーの総菜ものとは違ってとにかく油が新鮮で、何より揚げたてを賞味できるという利点があるんですよね。
市販のフライは油は極限まで使いまわしでしょうから、そうではない超新鮮なものを食べられるというのは自炊の強みです。
それで、ジャガイモを揚げた後の油は100℃くらいまで下がっていたのでこれを170℃まで熱するまで5.5分、
そこに魚フライを投入して、

揚げ上がるまで5分かかりました。
この商品の説明書きだと3.5~4分ほど揚げればよいことになってましたが、170~180℃を維持できずに160℃くらいになってたので1分揚げ時間を増やしたのでした。温度が下がったのは冷凍ものを投入したからだと思います。思い切って強火で温度が下がらないようにしてもよかったかもですね。
揚げたあとは、キッチンペーパーを敷いたバットに置いて油を吸わせつつ休ませます。
4.具材を皿に盛り付けて完成! 4分
バットに置いていたフライドポテトと魚フライを白皿に盛り付けて、ケチャップ、マスタードとタルタルソースを皿に入れて、
付け合わせにキュウリのピクルスも盛り付けたら、フィッシュアンドチップスの完成です!

まずフライドポテトを食べてみたら中まで火は通ってましたが、すっかり冷えてしまっていたので、
小皿にポテトを入れてラップはせずに1分チンし直しました。
これにより、熱々の状態でポテトを食べられるようになりました。
うん、中まで火が通ってホクホク、外側もまあまあカリッとしています。ちゃんと美味しいです。
外側はもっと大胆にカリッとさせるまで揚げていてもよかったかもですね。
でも、芯が残ってたり生焼けになっていないのは評価できます。
それと、塩を多めに振っていたので塩加減もちょうどいい感じです。
塩を振らないで、食べるときに振るという形式だといかにも本格的なイギリス式のようになりますが、
塩は今回みたいに早いうちに振っておくのがいいと思いますね。
魚フライは文句なしの上出来です。カリッと揚がってたし、口に運べばサクッとこれまたいい食感です。
それと、ちゃんと下処理を済ませていたようで生臭さも皆無、とても美味しく仕上がってました。
これにですね、タルタルソースをたっぷり付けて食べると、
いや有り得ないほど美味い!w
魚フライにソース、醤油ってそれぞれ美味しいですけど、やっぱり魚フライにはタルタルソースでしょう。美味すぎました。
というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。
初めての試みとなりましたが、結構ちゃんとしたものに仕上がって嬉しいです。
しっかりビールのお伴になってくれましたね。おかげで真っ昼間から至福のひと時を過ごさせてもらいましたよ。
満点にするためには、
・ポテトをもっとカリッと揚げる
・工程を工夫して調理時間を節約する
を満たせればと思います。次回はたぶん実現できるでしょう。
なお、今回は魚フライは出来合いのものでしたが、生のタラを使うところからやってみるのもいいかもですね。
それだと身がさらにしっかりしたパーフェクテッドな魚フライに仕上がることでしょう。
そうそう、付け合わせにピクルスを添えたのはいいアイデアでした。
ピクルスの酸っぱさが揚げ物にはぴったり合います。お口のリセットとしても、全体的な味わいとしてもいい働きをしていたと感じています。
もう1つ、今回はジャガイモは皮を剥きましたが、これは正解だったようです。
と言うのも、皮を剥いたら身の表面にも薄い緑になっているところがあって、これにはソラニンやチャコニンという天然毒素が含まれてる場合があるためその部分も取り去っています。
というところから、皮を残す場合は新じゃが等、本当に新鮮なジャガイモでないといけないのかもですね。
・材料
冷凍魚フライ 2枚
ジャガイモ 415g
水 晒し用
塩 調理後の振りかけ用
キャノーラ油 780g
ディルピクルス
ケチャップ
マスタード
タルタルソース
・カロリー
フィッシュアンドチップス 515g 721Kcal
ディルピクルス
ケチャップ
マスタード
タルタルソース
計 721Kcal+調味料等付け合わせ分
・調理時間
ジャガイモの下処理をする 51分
超深型フライパンに3cm分の油を注ぎ、ジャガイモを入れて低温から揚げる 22分
冷凍魚フライを揚げる 11分
具材を皿に盛り付ける 4分
計 1時間28分
参考サイト
やまでら くみこ のレシピ じゃがいもを水にさらす理由。変色防止だけじゃない!浸ける時間も解説。
https://kumiko-jp.com/archives/283581.html
レシピブログ 簡単!低温から素揚げ究極のフライドポテト
https://www.recipe-blog.jp/profile/3188/recipe/551405

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