1ポンドステーキと人参のグラッセ 焼いたり作ったりした!

第137回目の自炊は、約1ポンドの牛肩ロースをステーキにして、人参を照り煮込みにするグラッセを作ってみました。

過去のステーキ記事はこちら。

牛肩ロース ビフテキ 焼いてみた!
https://enh-experience.seesaa.net/article/497640830.html


今回の材料です。

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1ポンドは約450gなので今回のは若干足りないのですが、扱いとしては1ポンド級でいいと思います。
焼く前の肉の厚みは2cmほどです。

それでは調理開始です!


1.人参を棒状に切る 13分
まずは人参のグラッセから作ります。
人参を洗ってからピーラーで皮を剥いて(3分)、
今回使う約200gを取り分けてから棒状に切り(6分)、
最後に人参の角をピーラーで面取りしました。

人参195g分。残りの126g分は輪切りにしてから冷凍室行きとした
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2.フライパンに水と調味料を入れてから人参も投入して弱火で煮る 19分
フライパンに水200ml、砂糖大匙1杯、塩小匙1/3杯とバターを20g入れて、

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そこに人参も入れたら弱火で15分煮込みます。

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15分経った時点ではまだ煮込みが足りないので、ここからは強火で調味料を一気に煮詰めます。

人参がフットーしそうだよおっっ
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ただ、終盤で煮詰めることに意識しすぎてバターが焦げ始めてました。
それに気づいて慌てて調理完了とし、人参のグラッセはこれで出来上がりです。

砂糖とバターできちんと照り煮になっている
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3.牛肩ロース肉の筋切りをして塩を両面に振る 6分
牛肩ロースをまな板に置いてまずは筋切りをして、それから両面にしおを振りました。

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筋はきちんと切ったつもりでしたが、今回の肉は厚みがあるためか、あまり筋は切れてませんでした。
厚みが2cmくらいある肉の場合はもっと深く包丁を入れる必要があったようです。


4.バットにオリーブオイルを入れて肉を浸し、両面全体に馴染ませる (12分)+8分
この工程は、人参のグラッセの煮込み中と平行して実施しました。
バットにオリーブオイルを大匙2杯分入れて肉を入れ、

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まずは10分浸したままとします。これは肉を常温に戻す工程も兼ねています。
ネットのステーキの焼き方の記事によると、肉が冷えていると表面だけしか焼けない可能性があるとのことで、
肉を常温に戻すのは大切なことのようです。

10分経ったら裏返して、オリーブオイルを追加で大匙1杯分上からかけて、さらに10分オリーブオイルに浸します。

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オリーブオイルに浸すのは、肉の表面にオイルの膜をつくることで、焼く工程で肉から肉汁が流れ出るのを防ぐためとのこと。
実際に試してみて、これは本当のことだと思いました。


5.フライパンに肉を投入し、強火で1分、裏返して40秒焼く 4分
いよいよ最終工程です。
牛肩ロース肉をよく熱した超深型フライパンに投入したら、

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1分動かさずに強火で焼いてすぐに裏返し、

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ネットの作り方だと30秒焼くことになっているのですが、足りない感じがしたため追加で10秒焼きました。

その後、皿に移す前に余熱を入れるため、バットに移してアルミホイルを被せて2分そのままにしたのでした。
これで調理は完了です。

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6.1ポンドステーキと人参のグラッセを皿に盛り付けたら完成! 2分
1ポンドステーキと人参のグラッセの数本を白皿に盛り付けたら、今回の料理の完成です!

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今回肉を付けて食べるタレは、モランボンのステーキソースしょうゆ味にしました。

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それでカトラリーのナイフとフォークで切り分けてみたところ、思ったほど焼けてなかったですw

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焼き加減としては、ブルーレアとレアの中間というところでした。

ただ、タレを付けて食べたところ、思ったほど生の感覚はなく、肉自体の旨味を感じました。
しょうゆタレが肉に絡まると、とても美味しいです。今まさにステーキを頬張っている! って感じでした。

それで、肉自体は適度な硬さで普通に食べ進められたのですが、
筋があまり切れていなかったため、この筋は硬かったです。
歯に挟まったら嫌なので、筋の部分は徹底的にカットしました。

それと、焼き加減は全体がレアというものではなくて焼きムラがあり、フライパンの上部にあった肉はミディアムになってたりしました。

そうそう、今回は肉に黒コショウを振るのを忘れていましたが、肉に臭みがなかったためかほとんど問題なかったです。
塩味とタレで十分に美味しく賞味できました。

人参のグラッセですが、
こちらは中まで火が通って柔らかく、ほんのり塩味とバターの香りでそこそこ美味しかったです。
あえて難を挙げるなら、バターが焦げかけていた部分は味も焦げぎみな感じだったので、ギリギリの味わいでした。
もし完全に焦げた味なら廃棄したところですが、今回はなんとか賞味できるところに留まっていました。


というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、

1ポンドステーキ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

人参のグラッセ
☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょう。


ステーキはレアの部分が多かったものの、味としては問題なく肉の旨味十分でしたのでこの星の数としました。
改善点としては、

・強火の強さを少し下げてその分長く焼くことで仕上がりをミディアムレアあたりに持って行く
・包丁を肉に深く入れて筋をきちんと切る

の2点が挙げられます。まあ肉を焼くのはなかなか難しいものです。次回はレアを避けるあまり、火を入れすぎないようにしないといけないです。

人参のグラッセは、最後の工程まではほとんど上手くいってたため、バターが焦げかけたのが勿体なかったです。
一旦焦げると食べ物ではなくなってしまうので、このことには細心の注意を払わないといけないと思いました。

1ポンドステーキってほとんど2人前みたいなものですけど、完食できたのは赤身の部分が多かったためだと思います。
これでサシが多かったら途中でギブアップしていたかも。

年齢のせいもあるのでしょうけど、マグロにしても牛ステーキにしても、赤身はとても美味しく感じますね。
今日の赤身もとても美味しく感じながら食べ進めたのでした。



・材料
【人参のグラッセ】
人参 195g
水 200ml
砂糖 大匙1杯
塩 小匙1/3杯
有塩バター 20g

【1ポンドステーキ】
牛肩ロース肉 435g

オリーブオイル 大匙3杯
ステーキソースしょうゆ味

ご飯パック 200g


・カロリー
人参 195g 73Kcal
砂糖 大匙1杯 35Kcal
有塩バター 10g(摂取分) 75Kcal
牛肩ロース肉 435g 1044Kcal
オリーブオイル 大匙1杯(摂取分) 111Kcal
ご飯パック 200g 336Kcal

計 1674Kcal


・調理時間
人参を棒状に切る 13分
フライパンに水と調味料を入れてから人参も投入して弱火で煮る 19分
牛肩ロース肉の筋切りをして塩を両面に振る 6分
バットにオリーブオイルを入れて肉を浸し、両面全体に馴染ませる 8分
フライパンに肉を投入し、強火で1分、裏返して40秒焼く 4分
1ポンドステーキと人参のグラッセを皿に盛り付ける 2分

計 52分


参考サイト
DELISH KITCHEN 付け合わせにぴったり♪基本のにんじんグラッセ
https://delishkitchen.tv/recipes/198342474576429414

オリーブオイルライフ 牛ステーキにはぜひオリーブオイルを!
https://oliveoillife.jp/recipe/10422/

キーワードノート ステーキの焼き加減10種類を写真で比較
https://kw-note.com/food/steak-doneness/

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