ラタトゥイユ 作ってみた!!

第117回目の自炊は、南仏ニースの郷土料理である夏野菜のごった煮、ラタトゥイユに挑戦してみました。

今回の材料です。

20230602-1.jpg

と、これ。
調味済みなため、とても便利なソース。

20230602-2.jpg

ちなみに、ラタトゥイユはごった煮ではあるのですが、監獄の囚人に出された粗末な料理の代名詞でもあるため、日本語で言うところの「臭い飯」、いわゆるムショ飯の意味合いもあったりします。

それでは調理開始です!


1.野菜を角切りする 14分
玉ねぎを水に浸けている間に、各野菜をそれぞれ角切りしていきます。

ズッキーニ、玉ねぎ、ナスとパプリカをそれぞれ流水で洗ってから包丁で角切りにしました。

左から、ズッキーニ、ナス、パプリカ
20230602-3.jpg

パプリカは当初は赤とオレンジをそれぞれ半分ずつ使うつもりでしたが、
何でもかんでも余りを冷凍庫に入れるのもなと思って、オレンジのものだけを丸1個使い、赤いほうは切らずにそのまま冷蔵室に入れました。


2.ベーコンを1cm間隔に切る 3分
今回は野菜の量が多いため、ベーコンもやや多めの82gを使うことにしました。

20230602-4.jpg

これで火にかける前までの準備が完了しました。


3.片手鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて玉ねぎとベーコンを炒める 9分
片手鍋にオリーブオイル大匙1杯とおろしニンニク小匙1杯を入れてニンニクの香りを出したら、玉ねぎを投入して炒めます。

20230602-5.jpg

玉ねぎの色が変わってきたら、ベーコンを入れて一緒に炒めます。

20230602-6.jpg

玉ねぎがしんなりしたところで次の工程に移ります。


4.片手鍋にズッキーニ、ナスとパプリカを入れたら油に馴染ませる 2分
片手鍋に残りの野菜となるズッキーニ、ナスとパプリカを投入したら、

20230602-7.jpg

オリーブオイルを追加で大匙1杯入れてから、各具材にオリーブオイルが行き渡るようによく混ぜます。


5.トマトソースを投入して、強火での沸騰後に弱火で20分煮込む 26分
片手鍋に市販のトマトソースを投入したら、

ルージュ! ルージュ!(語彙)
20230602-8.jpg

全体にトマトソースを馴染ませてから、

このときにローリエを入れた
20230602-9.jpg

まずは強火で沸騰させます。

ほどなく沸騰するので、そこからは弱火(またはとろ火)にして20分煮込みます。
今回はとろ火にしました。プロパンガスだからか、弱火でも結構火力あるみたいなんですよね。なのでとろ火です。

顆粒コンソメを小匙1杯入れたら、
後は、適宜かき混ぜながら、どの具にも均等に熱が入るようにしつつ、

17分経過時。いい感じで水分が飛んでる
20230602-11.jpg

10分経過後と17分経過後にコショウを振って、20分経ったらすぐに調理完了としました。


6.皿に盛り付けて完成! 2分
余熱は通さないようにするので、火から下ろしたらすぐに片手鍋を食卓に持っていってフチ上がり皿に盛り付けました。
これでラタトゥイユの完成です!

20230602-12.jpg

見た目がいい感じなので、期待を込めて食べてみましたら、

各野菜を角切りにしているので、それぞれに歯ざわりを感じて面白いです。
特にズッキーニの食感がジャキジャキしていて印象的でした。

味ですが、トマトソースで全体的な味わいはしっかりしているため、とても美味しいです。
塩気は最初の一口は物足りないように感じましたが、舌が慣れてきたら、トマトソースは濃厚だしベーコンの塩気はあるしでちょうどいいようでした。

市販の「基本のトマトソース」は、塩を始めとする様々な調味料で最初から味を付けているのと、煮込みの途中で入れた顆粒コンソメで塩気は十分なのです。


というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょう。満点です!


煮込むのに時間はかかるものの、食材は切ったらあとは鍋に入れるだけなので簡単な料理です。
その割りにはトマトソースでしっかりした味わいを楽しめるのと、夏野菜をたっぷり摂れるので素晴らしいです。
今回の料理は2人前でしたが、トマトの酸味で食欲が出たし、メインは野菜なので無理なく完食できました。とても美味しかったですよ。

和食だとラタトゥイユに似た料理は有りそうでないので(感覚的には味噌系のごった煮が近いかも)、いつもと違う料理を食べたいというときには重宝するように思いました。

また、完成したラタトゥイユを基本のソースとしてパスタ等を作ることもできるみたいなので、応用も利きそうですね。
また作ってみます。



・材料
ズッキーニ 1本
ナス 1本
玉ねぎ 小1個
パプリカ 1個
ベーコン 82g
おろしニンニク 小匙1杯
オリーブオイル 大匙1杯+大匙1杯
基本のトマトソース 295g
顆粒コンソメ 小匙1杯
ローリエ 1枚
コショウ 4振り
ご飯パック 200g


・カロリー
ズッキーニ 1本 28Kcal
ナス 1本 16Kcal
玉ねぎ 小1個 39Kcal
パプリカ 1個 8Kcal
ベーコン 82g 174Kcal
おろしニンニク 小匙1杯 7Kcal
オリーブオイル 大匙2杯 222Kcal
基本のトマトソース 295g 180Kcal
顆粒コンソメ 小匙1杯 12Kcal
ご飯パック 200g 336Kcal

計 1022Kcal


・調理時間
野菜を角切りする 14分
ベーコンを1cm間隔に切る 3分
片手鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて玉ねぎとベーコンを炒める 9分
片手鍋にズッキーニ、ナスとパプリカを入れたら油に馴染ませる 2分
トマトソースを投入して、強火での沸騰後に弱火で20分煮込む 26分
皿に盛り付ける 2分

計 56分


参考サイト
クラシル 彩り鮮やか 野菜たっぷりラタトゥイユ レシピ・作り方
https://www.kurashiru.com/recipes/7085d6c4-b3f3-499b-8146-0befd48d24f8

週末の作り置きレシピ
https://mayukitchen.com/ratatouille-rev/

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ いきいきサラリーマンへ

この記事へのコメント