ミラノ風カツレツ 揚げてみた!!
第109回目の自炊は、豚肉を薄く広げてチーズも効かせて揚げる、ミラノ風、豚のカツレツに挑戦してみました。
今回の材料です。
本来のミラノ風カツレツは仔牛で作るのだそうですけど、仔牛を入手できなかったため豚肉で作りました。
それでは調理開始です!
1.付け合わせを用意する 3分
今回は揚げ物なので、付け合わせはあっさりしたものがいいと思い、Big-Aでキュウリを買ってきました。
3本入りで98円でした。残りの2本は他の自炊で使うので、ジップロックに封入して冷蔵室に入れました。
キュウリは斜め切りにして、カツレツを皿に盛り付けるまではラップをかけて冷蔵室に保存しておきます。
2.豚ロースを筋切りし、叩いて薄く伸ばす 14分
ミラノ風カツレツで最も特徴的なのは、肉を叩いて薄く伸ばすということでしょう。
肉を叩くことで肉が柔らかくなるし、薄くすることで揚げるときに火が通りやすくなるという利点があります。
今回はミートハンマーは持っていなかったので、代わりにボウルの底で豚ロースを叩いて伸ばすことにしました。
まずは包丁で筋を切って、
ボウルで肉全体を叩いて広げました。
1.5倍くらいの広さになったでしょうか。ミートハンマーならこれよりもっと広く薄くできたかもですが、
ボウルだとこのくらいが限界でした。
広げた後は、肉の片面にたっぷりの塩コショウと粉チーズを振りかけておきます。
黄色の粒は小麦粉ではなくてパルメザンチーズ
3.豚ロースに薄力粉をまぶし、溶き卵をぐぐらせてパン粉を付ける 10分
まずは薄力粉、卵とパン粉を用意します。(7分)
次に豚ロースに薄力粉を全体にまぶして、溶き卵にくぐらせてからパン粉を付けます。
これを表裏で実施し、2枚とも同じように衣を付けます。
これで火にかける前までの準備が整いました。
4.フライパンにオリーブオイルを引いて、豚ロースを揚げる 25分
まずはフライパンにオリーブオイルを注ぎます。
量は豚ロースの厚みの半分ほどで、今回は250ml、24cmフライパンに1cmの深さになるように注ぎました。
これを160℃まで加熱します。(7分)
油温が160℃になったら豚ロースをフライパンに投入して揚げます。
1枚目表
ときどきフライ返しで裏面の揚がり具合を確認し、キツネ色になったら裏返します。
1枚目裏
いい感じで色づいていますね。
裏も表と同じように揚がったら皿に盛り付けるまで油切りバットに置いておきます。
オリーブオイルを大匙2杯分追加してから3分ほどで油温を160℃まで上げて、2枚目も同じようにフライパンに投入しますが、
ちょっと目を離しているうちに、180℃を超えてしまっていたので急いでコンロの火を消して、肉はフライ返しで持ち上げて、高温で揚げないようにしました。
以前に鶏の唐揚げを作ったときもそうでしたが、
鶏の唐揚げ 作ってみた!
https://enh-experience.seesaa.net/article/498233991.html
油温って低いうちはなかなか温度が上がらないのに、一旦高くなると、とろ火でも簡単に180℃を超えてしまうので、油温調節は実に難しいです。なので油温計の使用は必須だし、またこまめに火の強弱で油温を適温(160~180℃)に保つようにする必要もあります。
高温で揚げると生焼けになる危険性があるので、今回は平均では160℃未満の低温で時間をかけて揚げることになりました。
まあ、今回は肉の厚みは薄いので、それでも問題はなかったようです。
2枚目も表裏で火が通ったようなので、
これで調理完了としました。
5.皿に野菜とカツレツを盛り付けて完成! 4分
冷蔵室に入れておいたキュウリと、残っていたアイコトマトとともに、カツレツを皿に盛り付けました。
これでミラノ風カツレツの完成です!
まずはカトラリーのナイフとフォークでカツレツを切り分けて断面を見てみたところ、
2枚目
1枚目
どちらもきれいに火が通っていたようなので一安心です。
次にカツレツを切り分けて食べてみたところ、
美味い!
サクっとした衣に柔らかい豚肉となっていて、塩気もちょうどよかったです。
下ごしらえで塩コショウをたっぷり振っていたので、肉の臭みもないし、塩がしっかり効いているのでトンカツのようにソースに付けて食べなくても十分に美味しいです。
塩気とともにチーズの風味とコクも感じて、口中にミラノの風を感じました。
肉が柔らかいというのがいいですね。これは肉を叩いて伸ばしていたことの効果でしょう。
あと、今回はエクストラバージンのオリーブオイルで揚げているので、そのことも肉の臭みを消すのに役立っていると思われます。
付け合わせのキュウリもベストチョイスで、シャキシャキした瑞々しい食感が揚げ物にこれまたとても合ってました。
アイコトマトの酸味もよしです。
トンカツにはキャベツが付いてくる場合が多いですけど、これからの暑い季節のことを考えると、生のキュウリも十分にありだなと思いました。
というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
まだまだ揚げるときの油温の管理が覚束ないところはあるものの、今回は、焦げるでもなく揚げすぎでもなくちょうどいい具合に揚がって、しかも火もきちんと通っている、というところは大きく評価したいです。
オリーブオイルで揚げたというのもいいと思っています。まあ、オリーブオイルは他の油と比べて倍以上の値段なのでおいそれとは使えませんが、今回のようにイタリア風の料理ということでなら、積極的に使うのは十分にありだと思ったのでした。
それにしても、良いトンカツは塩で食べるというのがありますが、しっかり下味をつけておけば、もはや塩すらもかけずに美味しく食べられるのだなということが分かってよかったです。
肉を叩いて薄く伸ばすというのは手間はかかるものの、肉を美味しく食べるにはなかなかいい方法なのだと食べて体感したのでした。
・材料
豚ロース切身 2枚
塩コショウ
パルメザンチーズ
オリーブオイル 250ml+30ml
キュウリ 1本
アイコトマト 1個
ご飯パック 200g
【揚げ衣】
薄力粉
卵 1個
パン粉
・カロリー
豚ロースカツレツ 2枚 930Kcal
キュウリ 1本 14Kcal
アイコトマト 1個 3Kcal
ご飯パック 200g 336Kcal
計 1283Kcal
・調理時間
付け合わせを用意する 3分
豚ロースを筋切りし、叩いて薄く伸ばす 14分
豚ロースに薄力粉をまぶし、溶き卵をぐぐらせてパン粉を付ける 10分
フライパンにオリーブオイルを引いて、豚ロースを揚げる 25分
皿に野菜とカツレツを盛り付ける 4分
計 56分
参考サイト
カゴメ [きゅうりの切り方]食感が変わる&絶対使える!料理別の切り方
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201807/9142/
クラシル 豚肉のミラノ風カツレツ レシピ・作り方
https://www.kurashiru.com/recipes/848d9114-6717-47c8-a7f7-794fca347732
今回の材料です。
本来のミラノ風カツレツは仔牛で作るのだそうですけど、仔牛を入手できなかったため豚肉で作りました。
それでは調理開始です!
1.付け合わせを用意する 3分
今回は揚げ物なので、付け合わせはあっさりしたものがいいと思い、Big-Aでキュウリを買ってきました。
3本入りで98円でした。残りの2本は他の自炊で使うので、ジップロックに封入して冷蔵室に入れました。
キュウリは斜め切りにして、カツレツを皿に盛り付けるまではラップをかけて冷蔵室に保存しておきます。
2.豚ロースを筋切りし、叩いて薄く伸ばす 14分
ミラノ風カツレツで最も特徴的なのは、肉を叩いて薄く伸ばすということでしょう。
肉を叩くことで肉が柔らかくなるし、薄くすることで揚げるときに火が通りやすくなるという利点があります。
今回はミートハンマーは持っていなかったので、代わりにボウルの底で豚ロースを叩いて伸ばすことにしました。
まずは包丁で筋を切って、
ボウルで肉全体を叩いて広げました。
1.5倍くらいの広さになったでしょうか。ミートハンマーならこれよりもっと広く薄くできたかもですが、
ボウルだとこのくらいが限界でした。
広げた後は、肉の片面にたっぷりの塩コショウと粉チーズを振りかけておきます。
黄色の粒は小麦粉ではなくてパルメザンチーズ
3.豚ロースに薄力粉をまぶし、溶き卵をぐぐらせてパン粉を付ける 10分
まずは薄力粉、卵とパン粉を用意します。(7分)
次に豚ロースに薄力粉を全体にまぶして、溶き卵にくぐらせてからパン粉を付けます。
これを表裏で実施し、2枚とも同じように衣を付けます。
これで火にかける前までの準備が整いました。
4.フライパンにオリーブオイルを引いて、豚ロースを揚げる 25分
まずはフライパンにオリーブオイルを注ぎます。
量は豚ロースの厚みの半分ほどで、今回は250ml、24cmフライパンに1cmの深さになるように注ぎました。
これを160℃まで加熱します。(7分)
油温が160℃になったら豚ロースをフライパンに投入して揚げます。
1枚目表
ときどきフライ返しで裏面の揚がり具合を確認し、キツネ色になったら裏返します。
1枚目裏
いい感じで色づいていますね。
裏も表と同じように揚がったら皿に盛り付けるまで油切りバットに置いておきます。
オリーブオイルを大匙2杯分追加してから3分ほどで油温を160℃まで上げて、2枚目も同じようにフライパンに投入しますが、
ちょっと目を離しているうちに、180℃を超えてしまっていたので急いでコンロの火を消して、肉はフライ返しで持ち上げて、高温で揚げないようにしました。
以前に鶏の唐揚げを作ったときもそうでしたが、
鶏の唐揚げ 作ってみた!
https://enh-experience.seesaa.net/article/498233991.html
油温って低いうちはなかなか温度が上がらないのに、一旦高くなると、とろ火でも簡単に180℃を超えてしまうので、油温調節は実に難しいです。なので油温計の使用は必須だし、またこまめに火の強弱で油温を適温(160~180℃)に保つようにする必要もあります。
高温で揚げると生焼けになる危険性があるので、今回は平均では160℃未満の低温で時間をかけて揚げることになりました。
まあ、今回は肉の厚みは薄いので、それでも問題はなかったようです。
2枚目も表裏で火が通ったようなので、
これで調理完了としました。
5.皿に野菜とカツレツを盛り付けて完成! 4分
冷蔵室に入れておいたキュウリと、残っていたアイコトマトとともに、カツレツを皿に盛り付けました。
これでミラノ風カツレツの完成です!
まずはカトラリーのナイフとフォークでカツレツを切り分けて断面を見てみたところ、
2枚目
1枚目
どちらもきれいに火が通っていたようなので一安心です。
次にカツレツを切り分けて食べてみたところ、
美味い!
サクっとした衣に柔らかい豚肉となっていて、塩気もちょうどよかったです。
下ごしらえで塩コショウをたっぷり振っていたので、肉の臭みもないし、塩がしっかり効いているのでトンカツのようにソースに付けて食べなくても十分に美味しいです。
塩気とともにチーズの風味とコクも感じて、口中にミラノの風を感じました。
肉が柔らかいというのがいいですね。これは肉を叩いて伸ばしていたことの効果でしょう。
あと、今回はエクストラバージンのオリーブオイルで揚げているので、そのことも肉の臭みを消すのに役立っていると思われます。
付け合わせのキュウリもベストチョイスで、シャキシャキした瑞々しい食感が揚げ物にこれまたとても合ってました。
アイコトマトの酸味もよしです。
トンカツにはキャベツが付いてくる場合が多いですけど、これからの暑い季節のことを考えると、生のキュウリも十分にありだなと思いました。
というところで、今回の自炊の満足度を星10個満点で評価するなら、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
まだまだ揚げるときの油温の管理が覚束ないところはあるものの、今回は、焦げるでもなく揚げすぎでもなくちょうどいい具合に揚がって、しかも火もきちんと通っている、というところは大きく評価したいです。
オリーブオイルで揚げたというのもいいと思っています。まあ、オリーブオイルは他の油と比べて倍以上の値段なのでおいそれとは使えませんが、今回のようにイタリア風の料理ということでなら、積極的に使うのは十分にありだと思ったのでした。
それにしても、良いトンカツは塩で食べるというのがありますが、しっかり下味をつけておけば、もはや塩すらもかけずに美味しく食べられるのだなということが分かってよかったです。
肉を叩いて薄く伸ばすというのは手間はかかるものの、肉を美味しく食べるにはなかなかいい方法なのだと食べて体感したのでした。
・材料
豚ロース切身 2枚
塩コショウ
パルメザンチーズ
オリーブオイル 250ml+30ml
キュウリ 1本
アイコトマト 1個
ご飯パック 200g
【揚げ衣】
薄力粉
卵 1個
パン粉
・カロリー
豚ロースカツレツ 2枚 930Kcal
キュウリ 1本 14Kcal
アイコトマト 1個 3Kcal
ご飯パック 200g 336Kcal
計 1283Kcal
・調理時間
付け合わせを用意する 3分
豚ロースを筋切りし、叩いて薄く伸ばす 14分
豚ロースに薄力粉をまぶし、溶き卵をぐぐらせてパン粉を付ける 10分
フライパンにオリーブオイルを引いて、豚ロースを揚げる 25分
皿に野菜とカツレツを盛り付ける 4分
計 56分
参考サイト
カゴメ [きゅうりの切り方]食感が変わる&絶対使える!料理別の切り方
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201807/9142/
クラシル 豚肉のミラノ風カツレツ レシピ・作り方
https://www.kurashiru.com/recipes/848d9114-6717-47c8-a7f7-794fca347732
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