鶏肉のディアボラ風 作ってみた!

第11回目の自炊では、鶏肉のディアボラ風を作ってみました。

これまでの自炊では、牛肉ではステーキ、豚肉では生姜焼きと作ってきて、でも鶏肉はまだだったんですよね。

それで、鶏肉料理も牛ステーキみたいに最初は簡単なのがいいなと思い、レシピを検索していたのですが、その中で、

鶏のもも肉を丸ごと調理するメニューがあったな、と思い出しました。
それが今回の「ディアボラ風」です。

ディアボラとはイタリア語で言うところの「悪魔」で、一説には、
唐辛子がピリッとするからとか、もも肉1枚の形が悪魔っぽいから?
というのがあるみたいですが、料理的には、鶏の1枚もも肉でかつ、

皮はパリッと、中はジューシー

となっているものをディアボラ風と呼ぶのだそうです。

今回用意した鶏もも肉はこちらですが、

国産若鶏 もも 1枚 305g 332円
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果たしてENHの心の奥底に住まうディアボラは咆哮できたでしょうか?


1.玉ねぎの皮を剥いてをみじん切りにする 18分
今回も先日の生姜焼きのときみたいに、玉ねぎを丸1個使うことにしました。
それで、前回はどんぶりに玉ねぎを浸そうとしたら浅くてぜんぜん全体を浸せなかったということがあったので、
今回はもっと深いボウルをいなげやで買ってきてそこに玉ねぎを浸しました。

ボウルの深さは十分だけど、玉ねぎが浮いてくるので結局全体を浸すのに10分かけてしまった
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と、皮を剥くまではよかったのですが、今回はみじん切りです。
で、結果から言うと失敗しました。

結果
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みじん切りにしきれなくて、ざく切り止まりでした。
失敗の大きな要因は、丸1個全部をそのまま狭いまな板の上でみじん切りにしようとしたところです。
玉ねぎは最初に2分割しているので、半分ずつまな板に載せてみじん切りにしてみたなら、うまくいったかもしれません。

まな板全体に玉ねぎが載っていて、しかも厚みもあるとなると、包丁ではなかなか切りにくくなってしまっていて、思うように玉ねぎを細分化できなかったです。
まあこれも経験です。次回はもっと上手にみじん切りできるようになると思っています。

今回は玉ねぎを何回も繰り返し切っていたためか、水に晒していても少し目がしょぱしょぱしました。
でも涙がちょちょ切れるほどではなかったです。やはり最初に水に晒しておくというのは皮剥きとしてもみじん切りとしてもいい方法なんですね。


2.鳥のもも肉に切れ目を入れて塩を振る 3分
これはネットのレシピで見つけた技で、こうしておくと、なんかいいようです。この理由は後で気づきました。

切れ目を数本入れて、塩と味の素を同量振っておきました
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ひっくり返してこちらも塩・味の素を振ります
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3.皮を下にして、温めたフライパンに投入し、中火で火を通す 5分
皮を下にするのは、最初に皮に焦げ目を付けるからだそうです。
ネットのレシピ通り、もも肉を投入したら蓋をして中火で5分火を通しました。

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4.もも肉をひっくり返したら市販のソースを投入して中火で火を通す 2分
ネットのレシピではディアボラ風のソースは自作してましたが、私は今回は市販のディアボラ風ソースを使いました。

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ディアボラ風のソースなんて売ってないよなーってネットで探してみたら、唯一この商品だけでしたがちゃんと専用ソースがあって草生えました。
いやありがたいw
でも、誰でもが鶏肉のディアボラ風を作るわけではないためか、どこのスーパーにでも置いてあるわけではないので、ヨドバシドットコムで購入しました。

ソースを投入したところ。分かりにくいけど皮にはきちんと焦げ目が付いています
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ところで、このソースは2皿分なので、今回のように1皿分だとソースが余っちゃうんですよね。
かと言って捨てるのもなんだし、というわけで1皿分多いソースを活用するために考えたのが玉ねぎ投入です。


5.玉ねぎのざく切りを投入して中火で火を通す 3分
これがよかったのか悪かったのかよく分かりません。
少なくともビジュアル的はにあまりピンと来ない感じになってしまってます。

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でも、こうすることで剰余ソースを玉ねぎに吸わせることができるし、玉ねぎへの味付けにもなるので、まあまあの対処だったかなとは思います。


6.蓋をして、さらに中火で火を通す 2分
玉ねぎに火を通すのと、鶏の内部にも熱を通すため、もう一度蓋をして熱します。

そして、出来上がったのがこちらです。


7.皿に盛り付けて完成! 2分
フライパンの内容物をこぼさないように、丁寧に皿に盛り付けました。

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うーん、見た目だとあんまりディアボラ風に見えないですけど、まあ初回ならこんなところでしょう。

それで、食べてみたところ、うん……うん一応は鶏に火は通っているようです。

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ただギリギリかな? 生の部分はなさそうですが……

少なくともパサパサにはなっていないのでそこは評価できます。

後は味ですが、表面はディアボラソースがかかっていて美味しいのですが、
中央部は特に味が付いていなくて鶏の味だけだったので、ちょっと素朴な感じが強いですかね。

と、ここで、包丁でもも肉に切れ目をきちんと入れたかどうかが効いてくるのだと思います。
つまり、切れ目をしっかり入れておけば、その分ソースが切れ目からもも肉の中心部にも染み込み易くなって、
そしたらもも肉のどの部分も同様にいい味がして美味しい、ということになっただろうということです。

切れ目を入れすぎると皮まで切れてしまう、というリスクはあるのですが、
切れ目をきちんと入れることで、火も通り易くなるでしょうから、次回作るならもっと積極的に切れ目を入れるようにしようと思いました。


というところで、今回の満足度を星10個満点で評価するなら、

☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょうか。

玉ねぎの存在がディアボラ感の輪郭をぼんやりとさせてしまったのはマイナスポイントではありますが、
栄養バランス的にとか、2皿分のソースを1皿で上手に使うための工夫としてはそんなに悪くもないかなと思いました。
玉ねぎは今回は調理の途中で鶏肉と混ぜてしまいましたが、「付け合わせ」と割り切って扱うようにすれば鶏肉のディアボラ風の存在感がもっと際立つし、味としても際立ってくるのだろうと思いました。あと、今度こそ玉ねぎはきちんと「みじん切り」にするようにします。
ソースはまだ1袋あるので近いうちにまた作ってみます。


・材料
国産若鶏 もも肉 1枚 305g
玉ねぎ 1個
炒め油 15g
青の洞窟 鶏肉のディアボラ風ソース 1袋
ご飯パック 200g


・カロリー
鶏もも肉 305g 610Kcal
玉ねぎ 1個 65Kcal
炒め油 15g 139Kcal
ディアボラ風ソース 1袋 52Kcal
ご飯パック 200g 294Kcal

計 1160Kcal


・調理時間
玉ねぎを水に浸す 10分
玉ねぎの皮を剥く 3分
玉ねぎをざく切りにする 5分
鶏もも肉に切れ目を入れて塩・味の素を振る 3分
鶏もも肉を皮を下にして中火で火を入れる 5分
鶏もも肉をひっくり返してソースを入れて中火で火を通す 2分
玉ねぎを投入して中火で火を通す 3分
蓋をして中火で火を通す 2分
皿に盛り付ける 2分

計 35分


参考サイト
つくりおき食堂 サイゼリヤのディアボラ風チキンの再現レシピ。超簡単な作り方!
https://mariegohan.com/26492

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