2022年を振り返る
皆さんこんにちは。ENHです。
2022年も残すところ僅かというところで、私の1年をブログの記事を振り返ったりしつつ、いろいろと振り返ってみます。
1.コンビニ利用からの脱却
これは本格的に始めたのは秋になってからですが、決意の強さを表明するためにも最初に記します。
コンビニの利用価値は、「時間をお金で買う」というところにあると私は思っていて、
だから少々高くても出来合いの(でもそこそこ満足できる)ものを手に入れることができるのなら、と長年利用し続けてました。
でも、ここ近年、コンビニの商品の質と量が値段に釣り合わないと感じることが増えてきて事情が変わってきました。
「時間をお金で買う」とは言うものの、それは質と量が保たれていることが大前提なんですが、
そのバランスが崩れてしまったように思います。
今年の急激な円安ドル高が後押しする形での度重なる値上げと、それに反比例するコンビニ商品の質と量の低下はもはや許容できるものではないと強く感じるようになりました。
特に食品では、せっかく食事を楽しもうと買ってきているのに、「がっかりさせるような内容物」によって不満が募るというのはいかにも精神衛生上全くよくありません。
食事ってのは本当に人生にとって大事ですからね。それが満足できないというのなら、もはやコンビニからは食品を購入するべきではないのです。
というわけで、本気でこれまでコンビニで購入していたものをスーパーマーケット等の店舗に置き換えるようにしています。
あるいは、あまり手間を掛けずに済むものであれば自炊もするようになりました。
顕著な例としては、パスタです。
これまでは出来合いのパスタを購入してレンジでチン、という風にしていたのですが、
コンビニのパスタは内容量が減り具も減るという商品が増えてしまったので、
パスタの乾麺を買ってきてレンジで茹でる、そして具はレトルトのものにすることにしました。
これは、もうほとんど置き換えに成功していて、今後もずっと継続できそうです。
何しろ安い! 乾麺1食分は50~100円程度、出来合いの具も100~200円に収まるので、
安いものだと1食を150円で賄えることができます。しかも味も問題ないのです。
お酒のおつまみも、コンビニの出来合いからスーパーマーケットで豆腐を買ってきてレンジでチンする「湯豆腐」を拵え、
乾燥ネギ、揚げ玉とかつお節を散らして食べることにしました。あるいは竹輪にすることもあります。
どちらも油脂分がないので安いだけではなくヘルシーだし、何気に旨いのも良いです。
豆腐は一見淡泊のようでいて、意外としっかりとした味があるのでおつまみとして優秀だと気づきました。
という感じで、できる限りコンビニで買っていたものを他での店舗やネットでの購入に今後も切り替えていくつもりです。
2.政治
安部前首相が暗殺されたことには大変驚きましたが、それに依って自民党の旧統一教会への依存・共存関係が明らかになったことにも驚きました。
そして、自民党が被害者の多い旧統一教会との完全な決別宣言しなかったことに強いショックを受けました。
私は自民党は宗教的には中立だと思ってました。というか、本来は全ての政党が宗教から完全に中立であるべきなんですが、少なくとも自民党は日本国の模範となるべく中立の立場を貫いていると思ってきました。だからこその支持です(まあ、これは他の政党が余りにも頼りないことからくる消極的支持ですが…)。
しかし、よりにもよって、被害者を生み続けてきた旧統一教会と臆面もなく関与しているとは……。
あのさ、今後はいったい何を信じたらいいんだよ!
どこの政党を信じたらいいんだよ! どの政党を信じたら日本国は今より良くなってくれるんだよ! クソ野郎!!
後さ、もう中抜きを容認するなよ! いくら増税しても足らんだろうが! アホが!
頼むから、もっと10年先、100年先を見据えた政治をしてくれ! もっと尊敬させてくれよ!
残念ながら現時点では信頼できる政党は見いだせていません。
しょうがないので当面は選挙で票を投じる際は、政党ではなく、個人を見て投じるしかないですね。悲しい。
3.ゲーム
今年1年でプレイしたゲームを軽く振り返ってみます。リンク先はこのブログの関連記事です。
・キングダムズ・オブ・アマラー:リレコニング
本格的な3人称視点の3DRPGでした。ボリュームはかなり多く、またシナリオも作り込まれているので、しっかりと楽しめました。
ただ世界観と土着感がヨーロッパなので、日本人からすると、若干シナリオが親しみにくいところがあるかなとは思いました。
・ファイナルファンタジー1
ピクセルリマスター版のFF1、とても面白かったですよ。ドラクエの真似ではないのがよいです。
リメイクも、レトロ感を残しつつも現代のプレイ感で楽しめるというのも評価できます。
・イモータルズ・フィニクス・ライジング
これはせめて日本版はタイトル名を再考すべきでしたね。このタイトルで、ギリシャ神話の世界を舞台にしたゲームとは分かりにくいです。
でもまあ、難点はそれくらいで、ゲーム自体は新規IPということもあり、製作スタッフの本気さをひしひしと感じました。3D3人称視点のアクションRPGとしての完成度も高く、パズルの作りも上々、ギリシャ神話との絡め方も絶妙でした。ギリシャ神話が好きな方は本作のプレイは必須までありますよ。
・シャドウ・オブ・モルドール
指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の世界で繰り広げられる重厚な3D三人称視点RPGでした。
難易度は高いし、ダーク感が強いので、その圧に耐えられなくなってプレイは中断したままですが、かなりの高評価作品なので、この世界観が好きな人は買っても損はありません。
・ディビジョン2
前作のディビジョンが好きだったので本作もプレイしてみました。ゲームとしてのクオリティはむしろ良いくらいですが、マルチプレイを強調しているためか、シナリオは若干薄味でした。でも、メインクエストをクリアまでプレイできたくらいなので、しっかりたっぷり楽しめるのは間違いありません。銃器でのプレイをとことん楽しみたい方はプレイの価値は十分にあります。
・ワイフクエスト、ショートハイク、レッドウイングズ
インディーズらしい、でも、それぞれにゲームとしての面白さを感じ取れた作品でした。
ショートハイクはじっくりテキストを楽しむとさらに楽しめます。
・ゴーストリコン・ブレイクポイント
ゴーストリコン・ワイルドランズが神作だったので、本作もプレイしてみました。
ゲームとしてのクオリティはそのままですが、PvPミッションを強調しているためか、シナリオは薄味でした。
正直なところ、ゴーストリコンでPvPというのはあまり合ってないと思いましたね。
ゲームとしてはよく出来ていただけに、PvPをねじ込んだことによる消化不良感は余りにももったいないです。
・ファークライ・プライマル
ファークライと言えば、銃器が唸る現代劇な1人称視点アクションゲームシリーズですが、本作はなんと時代が中石器時代という面白設定なゲームでした。
それっぽい時代考証がされているので、なかなかのリアリティがあります。石器時代に想いを馳せられるだけのキャパシティを持つ良作でしたよ。
・ダンジョン・エンカウンターズ
スクエニの廉価ゲームシリーズの作品で、恐ろしいほどにシンプルな作りを追求したコマンド式RPGです。
廉価ということのためか、若干手抜きを疑ってしまう内容となっており、
逆に「シンプルとは?」「手抜きとは?」を再考するきっかけとなりました。
後、音楽ディレクターはなんと植松伸夫さんとのことですが、ほぼ全曲がクラシック曲のアレンジであるため、植松さんの現在の実力は分からないままです。正直なところを言わせてもらうなら、オリジナル曲で勝負しないんだったら、後進に譲ってもらいたかったです。
そしたら、本作をきっかけとしてスクエニから将来の大物コンポーザーやら音楽ディレクターが生まれたかもしれないじゃないですか。
本作はゲームとしては成立しているものの、いろいろと「出し惜しみ」を感じずにはいられませんでした。
・スポンジ・ボブ・スクエアパンツ・バトル・フォー・ビキニボトム・リハイドレーテッド
海外人気アニメのキャラクターを操作してミッションをこなしていく内容です。スポンジ・ボブが好きならプレイの価値ありかと。
クオリティはなかなか良いです。
・ピクト・クエスト
お絵描きロジックをRPG風に構成した作品です。ゲームとしてはお絵描きロジックの部分は90%を占めるのでこのパズルが好きな人は楽しめると思います。
・Lost Ruins
セーラー服を着た女子高生が主人公のアクションゲームで、まあとにかく「良く分かってる」作品でした。
1周にかかる時間は10時間程度なので、気軽に女子高生の操作を楽しめるのも良かったです。
・ホロウ・ナイト
高難易度ながらも2Dアクションとしてかなりよくできたゲームでした。2Dアクションが好きなら必ずプレイした方がいいと思います。
音楽も心に染み入るものがあり全体的に楽しめました。超良作です。
・パスファインダー:キングメーカー
TRPGの作法をコンピュータゲームに落とし込んだ作品です。TRPGが好きな人向けではありますが、
通常のRPGとしても楽しめます。
・エンダー・リリィズ
リリィちゃん可愛かったわ~。重い使命とともに死せる王国を浄化しながら脱出する2Dアクションでした。
難易度は結構高めですが、全ユーザーの45%以上がクリアしているので、それだけプレイヤーの心を掴んだ良作品だったと言えます。
・キングダム・ツー・クラウンズ
この1年でもっとも時間を忘れて夢中になりすぎたゲームでした。タワーディフェンスゲームの面白さと怖さを本作で味わえました。
少しずつ拠点が強くなっていくことの面白さに気づかせてくれました。
・超獣ギガ大戦
これもタワーディフェンスゲームです。日本最古の漫画とも言われる鳥獣人物戯画のキャラをモチーフとしていて、遊びやすい難易度ということもあって気軽に楽しめる作品でした。
・ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト
悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲のスピンオフ的2Dアクションゲームでした。
コナミで月下の夜想曲のプロデューサーだったIGAさんが本作のプロデューサーということもあり、しっかりと月下の夜想曲感のあるゲーム内容を楽しめました。なかなかの良作なので、月下の夜想曲が好きだった方には特にお勧めしたいです。
・スチームワールド・ディグ
ミスタードリラーのように地下を掘りすすむものの、もっとじっくりと地下を探索するように作られている、探索型アクションゲームです。
地下探索のロマンにシンパシーを感じる方なら買いです。
・カルト・オブ・ザ・ラム
一言で言うなら「えぐいどうぶつの森」となるでしょうか。新興宗教の教祖となった仔羊君が、他の宗教の信者に捕らわれた動物を救い出して自分の宗教拠点に引き入れて教団コミュニティを少しずつ発展させていく、という内容です。
2Dアクションゲームでありながら、どうぶつの森のような箱庭シミュレーション要素もあり、そのどちらも密接に関わり合って破綻していないのは凄いです。インパクトで見るなら本作が今年1番の出来の作品となるでしょう。
さあ、あなたも今日からカルト教団の教祖様です!
・リトルノア楽園の後継者
2Dアクションのローグライクゲームでした。サイゲームズの高クオリティさを手軽に知ることができる作品とも言えます。
サイゲームズさんにはもっとボリューミーな作品にも取り組んでもらいたいです。
・ロスト・エピック
高難易度の2DアクションRPGでした。個人的にはダークソウル並みの難易度があったと感じています。
主人公の女の子が可愛いのでそれだけでもクリアまでのモチベーションが保てました。
・デモンゲイズ・エクストラ
ウィザードリィタイプの3Dコマンド入力式RPGでした。
モチベーションが保てるだけの面白い内容にはなっていたのですが、なぜかラスト付近だけ異様に難易度が跳ね上がっていて、ゲームバランスが急に悪くなっていたのが残念でした。プレイ時間を嵩増しするためにそうしたのだとしたら、ちょっと短絡が過ぎます。
十分ボリュームがある作品なのに、ラスト付近だけボスを強くしすぎたのは正直ゲーム構成として失敗していると思いますよ。
・ナリタ・ボーイ
1980年代のサブカルチャーやテクノ感をこれでもかと盛り込んだ2Dアクションゲーム。
同年代を過ごしている人ならこよなく本作を楽しめると思います。もちろん、それ以外の年代の方にもゲームとして純粋に楽しめるだけの内容となっています。
・スカイリム・アニバーサリー・エディション
2011年に発売された超人気作が2022年に多数のコンテンツを引っ提げて復活した作品。
骨太な1人称/3人称視点のRPGで、奥深いシナリオと世界観、広ーいオープンワールドなマップが私を含めた多くのプレイヤーを魅了してきた神作です。PS3以来での久々のプレイ、じっくりと堪能しました。面白かったですよ!
・クライスタ
黄泉がえりのために人の魂を強奪した敵をやっつけて奪われた魂を救うため、可愛い女の子が「辺獄」に乗り込む3人称視点のアクションRPGです。
難易度はかなり低めなので、アクションゲームが苦手な人にも楽しめます。今も時々プレイしているのでクリアまで取り組みたいです。
・悪戯天使
ニチブツのマニアックなアーケードゲーム。アイデアは可愛らしくて良いものの、アクション部分の整理が不十分に感じました。
・ミサイルコマンド:リチャージド
あのアタリのミサイルコマンドがPS4に帰って来た! 難易度は抑えられているので気軽に核ミサイルの迎撃と都市の防衛を楽しめます。
・ギャラクシアン
やっぱこの作品は良く出来てるわ。とプレイしていてつくづく感じましたね。ポストインベーダーゲームを目標にしただけのことはあります。洗練さ具合が光るシューティングゲームです。
・ポップンミュージック・ユニラボ
久々のゲーセンでの久々の音楽ゲームを堪能しました。ポップンミュージックはシンプルなだけに陳腐化もしないものだと改めて思いました。
・ローグ・ブック
ローグライクなカードゲームでした。ランダム要素の強いゲーム進行の中で如何にして安定したプレイをしていくかが問われるゲームでした。カードゲームが好きな方はプレイをお勧めします。
という感じで今年プレイしたゲームを振り返ってみましたが、33作品もプレイしていたなんて、めっちゃゲームしてますね。まあ概ねどのゲームも楽しめたので満足なゲーム生活の1年と言えるでしょう。
さて、今年1年、このブログに訪問くださりましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします☆



2022年も残すところ僅かというところで、私の1年をブログの記事を振り返ったりしつつ、いろいろと振り返ってみます。
1.コンビニ利用からの脱却
これは本格的に始めたのは秋になってからですが、決意の強さを表明するためにも最初に記します。
コンビニの利用価値は、「時間をお金で買う」というところにあると私は思っていて、
だから少々高くても出来合いの(でもそこそこ満足できる)ものを手に入れることができるのなら、と長年利用し続けてました。
でも、ここ近年、コンビニの商品の質と量が値段に釣り合わないと感じることが増えてきて事情が変わってきました。
「時間をお金で買う」とは言うものの、それは質と量が保たれていることが大前提なんですが、
そのバランスが崩れてしまったように思います。
今年の急激な円安ドル高が後押しする形での度重なる値上げと、それに反比例するコンビニ商品の質と量の低下はもはや許容できるものではないと強く感じるようになりました。
特に食品では、せっかく食事を楽しもうと買ってきているのに、「がっかりさせるような内容物」によって不満が募るというのはいかにも精神衛生上全くよくありません。
食事ってのは本当に人生にとって大事ですからね。それが満足できないというのなら、もはやコンビニからは食品を購入するべきではないのです。
というわけで、本気でこれまでコンビニで購入していたものをスーパーマーケット等の店舗に置き換えるようにしています。
あるいは、あまり手間を掛けずに済むものであれば自炊もするようになりました。
顕著な例としては、パスタです。
これまでは出来合いのパスタを購入してレンジでチン、という風にしていたのですが、
コンビニのパスタは内容量が減り具も減るという商品が増えてしまったので、
パスタの乾麺を買ってきてレンジで茹でる、そして具はレトルトのものにすることにしました。
これは、もうほとんど置き換えに成功していて、今後もずっと継続できそうです。
何しろ安い! 乾麺1食分は50~100円程度、出来合いの具も100~200円に収まるので、
安いものだと1食を150円で賄えることができます。しかも味も問題ないのです。
お酒のおつまみも、コンビニの出来合いからスーパーマーケットで豆腐を買ってきてレンジでチンする「湯豆腐」を拵え、
乾燥ネギ、揚げ玉とかつお節を散らして食べることにしました。あるいは竹輪にすることもあります。
どちらも油脂分がないので安いだけではなくヘルシーだし、何気に旨いのも良いです。
豆腐は一見淡泊のようでいて、意外としっかりとした味があるのでおつまみとして優秀だと気づきました。
という感じで、できる限りコンビニで買っていたものを他での店舗やネットでの購入に今後も切り替えていくつもりです。
2.政治
安部前首相が暗殺されたことには大変驚きましたが、それに依って自民党の旧統一教会への依存・共存関係が明らかになったことにも驚きました。
そして、自民党が被害者の多い旧統一教会との完全な決別宣言しなかったことに強いショックを受けました。
私は自民党は宗教的には中立だと思ってました。というか、本来は全ての政党が宗教から完全に中立であるべきなんですが、少なくとも自民党は日本国の模範となるべく中立の立場を貫いていると思ってきました。だからこその支持です(まあ、これは他の政党が余りにも頼りないことからくる消極的支持ですが…)。
しかし、よりにもよって、被害者を生み続けてきた旧統一教会と臆面もなく関与しているとは……。
あのさ、今後はいったい何を信じたらいいんだよ!
どこの政党を信じたらいいんだよ! どの政党を信じたら日本国は今より良くなってくれるんだよ! クソ野郎!!
後さ、もう中抜きを容認するなよ! いくら増税しても足らんだろうが! アホが!
頼むから、もっと10年先、100年先を見据えた政治をしてくれ! もっと尊敬させてくれよ!
残念ながら現時点では信頼できる政党は見いだせていません。
しょうがないので当面は選挙で票を投じる際は、政党ではなく、個人を見て投じるしかないですね。悲しい。
3.ゲーム
今年1年でプレイしたゲームを軽く振り返ってみます。リンク先はこのブログの関連記事です。
・キングダムズ・オブ・アマラー:リレコニング
本格的な3人称視点の3DRPGでした。ボリュームはかなり多く、またシナリオも作り込まれているので、しっかりと楽しめました。
ただ世界観と土着感がヨーロッパなので、日本人からすると、若干シナリオが親しみにくいところがあるかなとは思いました。
・ファイナルファンタジー1
ピクセルリマスター版のFF1、とても面白かったですよ。ドラクエの真似ではないのがよいです。
リメイクも、レトロ感を残しつつも現代のプレイ感で楽しめるというのも評価できます。
・イモータルズ・フィニクス・ライジング
これはせめて日本版はタイトル名を再考すべきでしたね。このタイトルで、ギリシャ神話の世界を舞台にしたゲームとは分かりにくいです。
でもまあ、難点はそれくらいで、ゲーム自体は新規IPということもあり、製作スタッフの本気さをひしひしと感じました。3D3人称視点のアクションRPGとしての完成度も高く、パズルの作りも上々、ギリシャ神話との絡め方も絶妙でした。ギリシャ神話が好きな方は本作のプレイは必須までありますよ。
・シャドウ・オブ・モルドール
指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)の世界で繰り広げられる重厚な3D三人称視点RPGでした。
難易度は高いし、ダーク感が強いので、その圧に耐えられなくなってプレイは中断したままですが、かなりの高評価作品なので、この世界観が好きな人は買っても損はありません。
・ディビジョン2
前作のディビジョンが好きだったので本作もプレイしてみました。ゲームとしてのクオリティはむしろ良いくらいですが、マルチプレイを強調しているためか、シナリオは若干薄味でした。でも、メインクエストをクリアまでプレイできたくらいなので、しっかりたっぷり楽しめるのは間違いありません。銃器でのプレイをとことん楽しみたい方はプレイの価値は十分にあります。
・ワイフクエスト、ショートハイク、レッドウイングズ
インディーズらしい、でも、それぞれにゲームとしての面白さを感じ取れた作品でした。
ショートハイクはじっくりテキストを楽しむとさらに楽しめます。
・ゴーストリコン・ブレイクポイント
ゴーストリコン・ワイルドランズが神作だったので、本作もプレイしてみました。
ゲームとしてのクオリティはそのままですが、PvPミッションを強調しているためか、シナリオは薄味でした。
正直なところ、ゴーストリコンでPvPというのはあまり合ってないと思いましたね。
ゲームとしてはよく出来ていただけに、PvPをねじ込んだことによる消化不良感は余りにももったいないです。
・ファークライ・プライマル
ファークライと言えば、銃器が唸る現代劇な1人称視点アクションゲームシリーズですが、本作はなんと時代が中石器時代という面白設定なゲームでした。
それっぽい時代考証がされているので、なかなかのリアリティがあります。石器時代に想いを馳せられるだけのキャパシティを持つ良作でしたよ。
・ダンジョン・エンカウンターズ
スクエニの廉価ゲームシリーズの作品で、恐ろしいほどにシンプルな作りを追求したコマンド式RPGです。
廉価ということのためか、若干手抜きを疑ってしまう内容となっており、
逆に「シンプルとは?」「手抜きとは?」を再考するきっかけとなりました。
後、音楽ディレクターはなんと植松伸夫さんとのことですが、ほぼ全曲がクラシック曲のアレンジであるため、植松さんの現在の実力は分からないままです。正直なところを言わせてもらうなら、オリジナル曲で勝負しないんだったら、後進に譲ってもらいたかったです。
そしたら、本作をきっかけとしてスクエニから将来の大物コンポーザーやら音楽ディレクターが生まれたかもしれないじゃないですか。
本作はゲームとしては成立しているものの、いろいろと「出し惜しみ」を感じずにはいられませんでした。
・スポンジ・ボブ・スクエアパンツ・バトル・フォー・ビキニボトム・リハイドレーテッド
海外人気アニメのキャラクターを操作してミッションをこなしていく内容です。スポンジ・ボブが好きならプレイの価値ありかと。
クオリティはなかなか良いです。
・ピクト・クエスト
お絵描きロジックをRPG風に構成した作品です。ゲームとしてはお絵描きロジックの部分は90%を占めるのでこのパズルが好きな人は楽しめると思います。
・Lost Ruins
セーラー服を着た女子高生が主人公のアクションゲームで、まあとにかく「良く分かってる」作品でした。
1周にかかる時間は10時間程度なので、気軽に女子高生の操作を楽しめるのも良かったです。
・ホロウ・ナイト
高難易度ながらも2Dアクションとしてかなりよくできたゲームでした。2Dアクションが好きなら必ずプレイした方がいいと思います。
音楽も心に染み入るものがあり全体的に楽しめました。超良作です。
・パスファインダー:キングメーカー
TRPGの作法をコンピュータゲームに落とし込んだ作品です。TRPGが好きな人向けではありますが、
通常のRPGとしても楽しめます。
・エンダー・リリィズ
リリィちゃん可愛かったわ~。重い使命とともに死せる王国を浄化しながら脱出する2Dアクションでした。
難易度は結構高めですが、全ユーザーの45%以上がクリアしているので、それだけプレイヤーの心を掴んだ良作品だったと言えます。
・キングダム・ツー・クラウンズ
この1年でもっとも時間を忘れて夢中になりすぎたゲームでした。タワーディフェンスゲームの面白さと怖さを本作で味わえました。
少しずつ拠点が強くなっていくことの面白さに気づかせてくれました。
・超獣ギガ大戦
これもタワーディフェンスゲームです。日本最古の漫画とも言われる鳥獣人物戯画のキャラをモチーフとしていて、遊びやすい難易度ということもあって気軽に楽しめる作品でした。
・ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト
悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲のスピンオフ的2Dアクションゲームでした。
コナミで月下の夜想曲のプロデューサーだったIGAさんが本作のプロデューサーということもあり、しっかりと月下の夜想曲感のあるゲーム内容を楽しめました。なかなかの良作なので、月下の夜想曲が好きだった方には特にお勧めしたいです。
・スチームワールド・ディグ
ミスタードリラーのように地下を掘りすすむものの、もっとじっくりと地下を探索するように作られている、探索型アクションゲームです。
地下探索のロマンにシンパシーを感じる方なら買いです。
・カルト・オブ・ザ・ラム
一言で言うなら「えぐいどうぶつの森」となるでしょうか。新興宗教の教祖となった仔羊君が、他の宗教の信者に捕らわれた動物を救い出して自分の宗教拠点に引き入れて教団コミュニティを少しずつ発展させていく、という内容です。
2Dアクションゲームでありながら、どうぶつの森のような箱庭シミュレーション要素もあり、そのどちらも密接に関わり合って破綻していないのは凄いです。インパクトで見るなら本作が今年1番の出来の作品となるでしょう。
さあ、あなたも今日からカルト教団の教祖様です!
・リトルノア楽園の後継者
2Dアクションのローグライクゲームでした。サイゲームズの高クオリティさを手軽に知ることができる作品とも言えます。
サイゲームズさんにはもっとボリューミーな作品にも取り組んでもらいたいです。
・ロスト・エピック
高難易度の2DアクションRPGでした。個人的にはダークソウル並みの難易度があったと感じています。
主人公の女の子が可愛いのでそれだけでもクリアまでのモチベーションが保てました。
・デモンゲイズ・エクストラ
ウィザードリィタイプの3Dコマンド入力式RPGでした。
モチベーションが保てるだけの面白い内容にはなっていたのですが、なぜかラスト付近だけ異様に難易度が跳ね上がっていて、ゲームバランスが急に悪くなっていたのが残念でした。プレイ時間を嵩増しするためにそうしたのだとしたら、ちょっと短絡が過ぎます。
十分ボリュームがある作品なのに、ラスト付近だけボスを強くしすぎたのは正直ゲーム構成として失敗していると思いますよ。
・ナリタ・ボーイ
1980年代のサブカルチャーやテクノ感をこれでもかと盛り込んだ2Dアクションゲーム。
同年代を過ごしている人ならこよなく本作を楽しめると思います。もちろん、それ以外の年代の方にもゲームとして純粋に楽しめるだけの内容となっています。
・スカイリム・アニバーサリー・エディション
2011年に発売された超人気作が2022年に多数のコンテンツを引っ提げて復活した作品。
骨太な1人称/3人称視点のRPGで、奥深いシナリオと世界観、広ーいオープンワールドなマップが私を含めた多くのプレイヤーを魅了してきた神作です。PS3以来での久々のプレイ、じっくりと堪能しました。面白かったですよ!
・クライスタ
黄泉がえりのために人の魂を強奪した敵をやっつけて奪われた魂を救うため、可愛い女の子が「辺獄」に乗り込む3人称視点のアクションRPGです。
難易度はかなり低めなので、アクションゲームが苦手な人にも楽しめます。今も時々プレイしているのでクリアまで取り組みたいです。
・悪戯天使
ニチブツのマニアックなアーケードゲーム。アイデアは可愛らしくて良いものの、アクション部分の整理が不十分に感じました。
・ミサイルコマンド:リチャージド
あのアタリのミサイルコマンドがPS4に帰って来た! 難易度は抑えられているので気軽に核ミサイルの迎撃と都市の防衛を楽しめます。
・ギャラクシアン
やっぱこの作品は良く出来てるわ。とプレイしていてつくづく感じましたね。ポストインベーダーゲームを目標にしただけのことはあります。洗練さ具合が光るシューティングゲームです。
・ポップンミュージック・ユニラボ
久々のゲーセンでの久々の音楽ゲームを堪能しました。ポップンミュージックはシンプルなだけに陳腐化もしないものだと改めて思いました。
・ローグ・ブック
ローグライクなカードゲームでした。ランダム要素の強いゲーム進行の中で如何にして安定したプレイをしていくかが問われるゲームでした。カードゲームが好きな方はプレイをお勧めします。
という感じで今年プレイしたゲームを振り返ってみましたが、33作品もプレイしていたなんて、めっちゃゲームしてますね。まあ概ねどのゲームも楽しめたので満足なゲーム生活の1年と言えるでしょう。
さて、今年1年、このブログに訪問くださりましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします☆



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