ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト をプレイしてクリアしたよ!

PS4で、メトロイドヴァニアな2Dロールプレイングアクションゲームの「ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト」をプレイしていましたが、

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本日にクリアしました! 総プレイ時間は約27時間でした。

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PS4のトロフィーによる本作の全所有者によるクリア率は29.4%でした。
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本作を一言で言うなら、「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲(以下、月下の夜想曲)」のスピンオフ的、ジェネリック的作品となります。
なにしろ、かつてコナミで悪魔城ドラキュラシリーズの開発に関わっていたIGAさんが本作のプロデューサーだし、
音楽も同じく悪魔城ドラキュラシリーズでコンポーザーだった山根ミチルさんが本作の担当になっているのですから。

そういうわけで、クオリティもかつてのドラキュラ作品に劣らない出来栄えとなっていて、とても楽しめました。


というわけで、以下、本作を振り返ってみます。



1.マイルドな難易度
2Dアクション、特にメトロイドヴァニア系となると、すぐに頭に浮かぶのが「高難易度」というものです。
実際、最近プレイした「ホロウ・ナイト」や「エンダー・リリィズ」は2Dの死にゲーとでも言うべく、
数え切れないほどゲームオーバーになりながらプレイを進めていきました。

しかし、本作は、「月下の夜想曲」もそうだったように、特にアクション部分での難易度はかなり抑えられているので、2Dアクションが苦手な人でもプレイし易い内容となっています。
他のゲームと比べるなら、ホロウ・ナイトを難易度10として、エンダー・リリィズは7~8、そして本作は5~7程度なので、ガチゲーマーでなくとも十分に楽しめます。ココイチのカレーで言えば2~3辛程度です。

とは言うものの、探索部分はなかなかの辛口でした。
私ENHは、古参ゲーマーとしての矜持から、クリアすると決めたゲームはノーヒントでプレイするようにしているのですが、
本作は一箇所だけ、どーーーーーーーーーーーーーーーーーーーしても「あるもの」が見つけられず、仕方なく外部攻略に頼ったのでした。
本作は特に後半の探索が鬼で、思わず何度も攻略情報に頼りたくなりました。まあ結果としては一度だけのヒント閲覧で済んだのでよかったですが。

メトロイドヴァニアではよくあることですが、ゲーム内ヒントは何故か非常に少ないので、マップのあらゆるところを泥臭く探索せざるを得ない場合が多いのです。そして本作は「あるもの」がシナリオの文脈とは何の関係もないところにあったので、どうしても見つけきれなかったです。
せっかくバトルの難易度はマイルドにしているのだから、探索ももうちょっと何とかしてくれたら良かったのにな~とは思いました。


2.音楽
私ENHは山根ミチルさんの楽曲がとても好きなんですよ。何しろ「悪魔城ドラキュラ 闇の呪印」では、2枚組のサントラCDを購入したくらいです。

闇の呪印の曲の例


そして本作。相変わらずのハイクオリティな作風、そしてこれはあえてでしょうけど、悪魔城ドラキュラを想起させるようなメロディとなっていて懐かしくもありました。重厚でバロックなクラシカル音楽、とても良かったです!


3.ゲームシステム
本作は、2Dアクションが主体ではあるのですが、武器、防具、アイテム、そして「シャード」という悪魔由来のアイテムで主人公を強化することができます。

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さらには経験値の獲得によってLVもアップできるので、そのことでも強化できるのです。
なので、ボスが強いなと思ったら、経験値稼ぎとドロップアイテム稼ぎをやって、しっかり強くしてから再戦すれば良いのです。

主人公の強化はなかなかに凄く、しっかり強化したなら「ゴリ押し」でボスを瞬殺することも可能なくらいですw
また、回復アイテムもポーションの他、かなり多数の料理をバトルに持ち込めるので、

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ボスにボコボコにされながらもこまめに回復することでなんとかなるのです。

シャードは、本作の最も肝となる部分です。
主人公は、とある理由で、悪魔の力を結晶化したシャードを体内に受け入れても、そのことによるダメージを受けない特殊な体となっているため、

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そのシャードを最大限に利用して探索とバトルを有利に進めていくことになります。

バトルの難易度はマイルドと書きましたが、それはこのシャードを存分に強化しての話です。
まあ、敵を倒していく過程で否応なく様々な性質と種類のシャードを入手することになると思うので、プレイヤーの好みで「さいつよの主人公」に仕立て上げていくことになります。

また、シャードは基本的に高価なので、特に序盤~中盤にかけては、ショップを利用する際の金策として有用な手段となるでしょう。


4.総合評価
という感じで本作を星10個満点で評価するなら以下となるでしょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆

ゲームとしてのクオリティは十分に高いです。2Dアクションものとしてはかなり美麗なグラフィックと言えるでしょう。音楽も良かったです。
また操作性も良い方なので、操作そのものでストレスが溜まることは少ないと思います。

ただ、本作は間違いなく「悪魔城ドラキュラ」のオマージュでしょうから、そういう意味ではオリジナリティが高いとは言えないです。
しかし、かつての「月下の夜想曲」の面白さを十分に昇華させた内容となっているので、決して劣化パクリではないです。
オリジナルストーリーでもあるし、システムもより良いものとなっているので、そういう部分での不満は感じにくいと思います。

探索については、メトロイドヴァニアでは肝となる部分ということもあるためか、探索を難しくするのは「お決まり」「型」というものなので、まあ仕方ないかなというところです。
ただ、難しくするにしても、多少はシナリオから「類推」できるようにしてくれたらなお良かったかなと思いました。

面白いと思ったのは、本作では料理と食事がとても重要ということです。
ゲームで良くあるのは、料理や食事をすることはできるけど、ポーションのほうが有能なので、結局は料理しなくなる、というものですが、
本作ではむしろポーションは特に中盤以降では食品の予備ポジションか、クラフトの材料ぐらいにしかならないので、積極的に新作メニューの料理を作っていく必要があります。私も今回はたくさんの料理をつくり、ボス戦に大量の調理済み食品を持ち込んだので、バトルは楽でしたよ。

メトロイドヴァニアはどれも難しいと思っている方、本作はいくらでも主人公を強くできるので、バトルが苦手でも結構先まで進めますよ。
なので、メトロイドヴァニアをプレイしてみるときに、最初の1作として取り組んでみるのもありだと思います。ぜひプレイしてみてくださいね☆




キャプチャーギャラリー


探索中にセーブポイントを見つけたらすごく嬉しい
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序盤の強敵。斬撃はできるだけ躱そう(あるいは特殊な武器でなんとかする)
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月夜の下でピアノを嗜む主人公(弾いとる場合かぁぁぁw)
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お城の中にはいろいろな人がいたりする
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料理! 食事! どんどん作ってHPやMPが減ってきたら食べよう!
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ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイトのプレイ例(他の方の動画です)





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