ファークライ・プライマル クリアしたよ!
ゴールデンウィーク、終わっちゃいましたね。
私はGW中の有給を取りませんでしたが、代わりに月曜の今日を有給としたので、これで休み明けの上昇負荷を軽減できるというものです。
それで、PS4で、石器時代を弓と棍棒と槍とペットの猛獣とで戦い抜くFPSアクションRPGをプレイしていましたが、本日にクリアしました!
エンドロール

トロフィーの、PS4本作ユーザによるラスボス撃破率は27.4%で、敵拠点の全制圧完了は16.7%でした。
エンディングとエンドロールまでにかかった時間は、約31時間30分でした。
というわけで、本作、ファークライ・プライマルのプレイを振り返ってみます。
1.中石器時代!
本作の、何よりも大きな特色は、B.C.10000年の中央ヨーロッパを舞台とした、中石器時代のストーリー、ということです。
UBIのソフトと言えば、古い時代のゲームとしては、古代エジプトを舞台としたアサシンクリード・オリジンズがありましたけど(クリア済み。面白かったよ)、本作ファークライ・プライマルはそれどころではない古い時代の作品で、まあ、インパクトは抜群ですよ。
中石器時代の時代考証というのも難しいでしょうけど、概ね学説に沿ったものとなっていたように思います。
この時代にはまだ文字がありません。しかし、類人猿のように「ウホ、ウホ」という感じで意思疎通を図るのではなく、
きちんと文法に沿った(と思われる)言葉でウィンジャ族も敵の種族も会話をしていました。
主人公の種族であるウィンジャ族は狩猟のみで生活していましたが、敵種族の中にはすでに農耕を始めていたりして、
敵種族は凶悪ながらも、土地を平坦にした上で麦畑を展開していた

様々な文明が交じり合う夜明けのような時代なのだと感じました。
宗教に近いものもあり、呪術や儀式というのも出てきます。
ウィンジャ族の生活は獣の生活とまだ地続きながらも、すでに人間は、他の全ての動物とは全く一線を画したものになっていたのを強く感じましたね。
この時代ならではの動物も興味深かったです。後の時代には絶滅してしまうマンモスやサーベルタイガーのような獣が動いているのを見るのはなかなか感動的でした。まあ、獣の性格や動きこそ現存する動物に沿ったものを参考にしたのでしょうけど、中石器時代の人間が、こういう獰猛な獣たちとどう遣り合っていたかをリアルに体感できた感じがしてとても楽しかったです。
2.難易度
今回はずっと難易度をノーマルに固定してプレイしました。
過去にクリアしたファークライ5と比べると、飛び道具(弓等)のエイムは比較的楽だったと思います。
ファークライ5は銃が主体で、中・遠距離での射撃ということもあって、遠くの敵をきっちり狙うのは大変でしたが、
本作プライマルは、近・中距離から狙うことがほとんどということもあり、エイムしやすかったです。
またヘッドショットも、「だいたい」頭部を狙っていれば、補正がかかって頭部に命中してくれたので、これも楽だったと言えます。
ペットの獣を使わない完全ソロだとかなり難しいと思いますが、ペットと手分けして敵を襲撃することに慣れておくと、そんなに難しくは感じないでしょう。また、フクロウでこまめに偵察もしておくと、敵拠点を襲撃するときも戦いを優位に進めていけますよ。
ただ、ラスボスだけは異様に強かったです。本作はメインミッション以外はクリアしてもしなくてもいいのですが、ミッションをクリアしてスキルをある程度は取得し、それらを使いこなせるようになっていないと、ボスやラスボスにはかなり苦戦することになるでしょう。
3.ボリューム
ラスボス撃破までの時間が31時間30分というと、少なく感じるかもしれませんが、
実際はかなり密度の濃い、遊び甲斐のある内容となっていました。
短いプレイ時間でも十分に満足できる内容ってあるんだな、と再認識した次第です。
なお、私の場合は、全ミッションのクリア率は約55%程度でしたので、
きちんと全ミッションをクリアしようとするとおそらく50時間以上はプレイできると思います。
ミッションをクリアすればするほどスキルポイントが入手できてスキルを強化できるので、
終盤を楽に進めていくなら、できるだけメインミッション以外のミッションもクリアしたほうがいいですよ。
4.遣り込み要素
本作ではいくつかの遣り込み要素がありました。
まずは猛獣のペットで、普段は狂暴な敵として存在する猛獣ですが、エサでペットにすることができて、それでまた様々な種類の猛獣がいるわけです。中にはレアな獣もいて、それらを何とか見つけ出すという楽しみがありました。レアな獣は珍しいというだけでなくて、たいていは強いので、探検のお供にするには最適です。
他にはウィンジャ族の先達がオロスの地に遺している「手形の石」や敵種族の「仮面」が多数あるので、探検しながら見つけていく、というのも楽しみの1つです。もちろん、見つけたりするほど特典が手に入ります。
5.総合評価
と言う感じで本作を星10個満点で評価すると、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
ファークライシリーズの基本的な操作はそのまま受け継ぎながらも、中石器時代という意欲的な試みを見事ゲームに昇華できていたと思います。石器時代の人々の生活が、プレイを通じて垣間見えたのはなかなかに刺激がありました。
また、ボリュームも絶妙で、引き締まったメインミッション数によって最後まで飽きることなくプレイできるようになっていたのも良いです。
最近は似たようなゲームが多いと感じているなら、本作はかなりお勧めですよ。サクッと遊べるので気軽に取り組めるし、本作は6年前に発売されたゲームということもあって、PS4ストアのセールの対象になっていることがほとんどなので、かなりの安価で購入できますよ。
それと、FPSとしては、そこまでシャープなエイムが要求されないので、FPS初心者としてもお勧めです! さあ、買いましょう!
凶悪な敵種族を排除できた、ウィンジャ族の喜びの舞

ファークライ・プライマルのプレイ例(他の方の動画です)



私はGW中の有給を取りませんでしたが、代わりに月曜の今日を有給としたので、これで休み明けの上昇負荷を軽減できるというものです。
それで、PS4で、石器時代を弓と棍棒と槍とペットの猛獣とで戦い抜くFPSアクションRPGをプレイしていましたが、本日にクリアしました!
エンドロール

トロフィーの、PS4本作ユーザによるラスボス撃破率は27.4%で、敵拠点の全制圧完了は16.7%でした。
エンディングとエンドロールまでにかかった時間は、約31時間30分でした。
というわけで、本作、ファークライ・プライマルのプレイを振り返ってみます。
1.中石器時代!
本作の、何よりも大きな特色は、B.C.10000年の中央ヨーロッパを舞台とした、中石器時代のストーリー、ということです。
UBIのソフトと言えば、古い時代のゲームとしては、古代エジプトを舞台としたアサシンクリード・オリジンズがありましたけど(クリア済み。面白かったよ)、本作ファークライ・プライマルはそれどころではない古い時代の作品で、まあ、インパクトは抜群ですよ。
中石器時代の時代考証というのも難しいでしょうけど、概ね学説に沿ったものとなっていたように思います。
この時代にはまだ文字がありません。しかし、類人猿のように「ウホ、ウホ」という感じで意思疎通を図るのではなく、
きちんと文法に沿った(と思われる)言葉でウィンジャ族も敵の種族も会話をしていました。
主人公の種族であるウィンジャ族は狩猟のみで生活していましたが、敵種族の中にはすでに農耕を始めていたりして、
敵種族は凶悪ながらも、土地を平坦にした上で麦畑を展開していた

様々な文明が交じり合う夜明けのような時代なのだと感じました。
宗教に近いものもあり、呪術や儀式というのも出てきます。
ウィンジャ族の生活は獣の生活とまだ地続きながらも、すでに人間は、他の全ての動物とは全く一線を画したものになっていたのを強く感じましたね。
この時代ならではの動物も興味深かったです。後の時代には絶滅してしまうマンモスやサーベルタイガーのような獣が動いているのを見るのはなかなか感動的でした。まあ、獣の性格や動きこそ現存する動物に沿ったものを参考にしたのでしょうけど、中石器時代の人間が、こういう獰猛な獣たちとどう遣り合っていたかをリアルに体感できた感じがしてとても楽しかったです。
2.難易度
今回はずっと難易度をノーマルに固定してプレイしました。
過去にクリアしたファークライ5と比べると、飛び道具(弓等)のエイムは比較的楽だったと思います。
ファークライ5は銃が主体で、中・遠距離での射撃ということもあって、遠くの敵をきっちり狙うのは大変でしたが、
本作プライマルは、近・中距離から狙うことがほとんどということもあり、エイムしやすかったです。
またヘッドショットも、「だいたい」頭部を狙っていれば、補正がかかって頭部に命中してくれたので、これも楽だったと言えます。
ペットの獣を使わない完全ソロだとかなり難しいと思いますが、ペットと手分けして敵を襲撃することに慣れておくと、そんなに難しくは感じないでしょう。また、フクロウでこまめに偵察もしておくと、敵拠点を襲撃するときも戦いを優位に進めていけますよ。
ただ、ラスボスだけは異様に強かったです。本作はメインミッション以外はクリアしてもしなくてもいいのですが、ミッションをクリアしてスキルをある程度は取得し、それらを使いこなせるようになっていないと、ボスやラスボスにはかなり苦戦することになるでしょう。
3.ボリューム
ラスボス撃破までの時間が31時間30分というと、少なく感じるかもしれませんが、
実際はかなり密度の濃い、遊び甲斐のある内容となっていました。
短いプレイ時間でも十分に満足できる内容ってあるんだな、と再認識した次第です。
なお、私の場合は、全ミッションのクリア率は約55%程度でしたので、
きちんと全ミッションをクリアしようとするとおそらく50時間以上はプレイできると思います。
ミッションをクリアすればするほどスキルポイントが入手できてスキルを強化できるので、
終盤を楽に進めていくなら、できるだけメインミッション以外のミッションもクリアしたほうがいいですよ。
4.遣り込み要素
本作ではいくつかの遣り込み要素がありました。
まずは猛獣のペットで、普段は狂暴な敵として存在する猛獣ですが、エサでペットにすることができて、それでまた様々な種類の猛獣がいるわけです。中にはレアな獣もいて、それらを何とか見つけ出すという楽しみがありました。レアな獣は珍しいというだけでなくて、たいていは強いので、探検のお供にするには最適です。
他にはウィンジャ族の先達がオロスの地に遺している「手形の石」や敵種族の「仮面」が多数あるので、探検しながら見つけていく、というのも楽しみの1つです。もちろん、見つけたりするほど特典が手に入ります。
5.総合評価
と言う感じで本作を星10個満点で評価すると、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
となるでしょう。満点です!
ファークライシリーズの基本的な操作はそのまま受け継ぎながらも、中石器時代という意欲的な試みを見事ゲームに昇華できていたと思います。石器時代の人々の生活が、プレイを通じて垣間見えたのはなかなかに刺激がありました。
また、ボリュームも絶妙で、引き締まったメインミッション数によって最後まで飽きることなくプレイできるようになっていたのも良いです。
最近は似たようなゲームが多いと感じているなら、本作はかなりお勧めですよ。サクッと遊べるので気軽に取り組めるし、本作は6年前に発売されたゲームということもあって、PS4ストアのセールの対象になっていることがほとんどなので、かなりの安価で購入できますよ。
それと、FPSとしては、そこまでシャープなエイムが要求されないので、FPS初心者としてもお勧めです! さあ、買いましょう!
凶悪な敵種族を排除できた、ウィンジャ族の喜びの舞

ファークライ・プライマルのプレイ例(他の方の動画です)



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