映画 ブルース・ブラザース を視聴した

観なきゃなー観なきゃなーと思っていたので、日曜日の今日の昼間にお酒を飲みながら、コンビニで買った冷凍のシマチョウをチンしたのを食べながらようやく観てみました。最後に観たのはTVで中学生のときに観たのかな~、全然内容を覚えてなかったので初見と同じです。


ブルース・ブラザースって、まず、実際の同名のR&Bのバンドがあって、

映画公開の2年前にTV番組で歌う本作の主役の2人


そのフロントメンバーがそのまま本作の主役になってたんですね。
なので立ち位置はビートルズの映画みたいな感じになるわけで、そのことは初めて知りました。

音楽寄りの映画というのは何となく知っていたのですが、実バンドの映画ともなれば、そりゃあ音楽寄りの作品にもなろうというものです。

監督は後の大逆転とか星の王子ニューヨークに行くの人なので、そういうコメディの下地のある映画です。
本作の成分としては、コメディ50%、音楽50%、というところでしょうか。

ブルース・ブラザースの兄が出所してすぐ、お金のないまま孤児院の金策に奔走する、無免許運転で警察にマークされる、ネオナチにマークされる、その他いろんなものにマークされる、と字面だけみるとなかなかにハードな生活を送るブルース兄弟ですが、なにしろコメディなので暗い雰囲気はなし、どう考えても行き詰まりの連続なのに、ハチャメチャな行動をそのまま突き通してしまいます。

本作の見どころは音楽であるのは間違いないですが、出演者が豪華なのも見ものです。ブルース・ブラザースの2人の人脈というか、普段の人柄とかもあってのことなんでしょうかね。

ハリウッド映画で音楽ものと言えばミュージカルですが、ええ、本作もばっちりです。タモリさんとかは、急にミュージカルが始まるのが嫌いらしいし、そういう人も少なくないみたいですが、私は面白がって観ました。まあコメディということともあってあまり違和感はなかったです。

ハチャメチャさは終盤に向かうほどにエスカレートして、最後あたりはもう笑うしかないです。湯水のごとくお金を映画に使っている感じ、大きな資本を扱えるハリウッド作品ならではだと思いました。他国ではなかなかこんな大がかりな大金を使うようなことは難しいでしょう。
というか、今のアメリカでももうこういうのは出資者が許さないだろうな、と思います。

制作費は約27億円ですが、こういう音楽ものでもきちんと利益が出てて、それだけ多くの人が楽しめる作品になっていることが証明されています。私も楽しく133分を過ごしました。

評価としては、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というところです。なおブルース・ブラザース2000という続編?もあるみたいですね。でもまあ、本作は超えられないでしょう。こんな本作みたいなハチャメチャは無理ですってw

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