映画 コナン・ザ・グレートを視聴した

先日にPS4版のCONAN outcastsというゲームをしてみたのですが、それがきっかけで本作「コナン・ザ・グレート」(1982年)をアマゾンプライム(299円)で観てみました。

最後に観たのが中学生のときあたりだったということもあり、主人公がアーノルド・シュワルツェネッガーということくらいしか覚えてなかったです。


「鋼」という、かつては神だけが知っていた秘術を知る秘境の一族の子供、コナン。
ある日、鋼に執着し、蛇の文様を掲げる多数のバーバリアンがコナンの村を襲撃し、村の子供以外は皆殺しとなり、コナンは売られて奴隷となる。
あるきっかけで自由の身となったコナンは広い世界を放浪するが、気の合った盗賊仲間と街々を渡り行く中で、蛇の文様の宗教のことを知り、コナンの一族を破滅させた者たちへの復讐を始める……


というあらすじのストーリーですが、
本作の成分としては、

筋肉(アーノルド・シュワルツェネッガー) 90%
蛇 5%
女 5%

という感じで、筋肉ありきの映画でした。

しかし、戦いがメインというわけでもなく、

出会い、別れ、生きる意味

と、コナンの荒野の放浪の旅がそのまま彼の心を表しているようでもあり、思ったほど脳筋ではなかったです。

129分という限られた時間の中でも非常に密度の濃いシナリオが展開されていて飽きずに視聴できました。


本作は私のイメージでは西洋度数100 くらいに考えていたのですが、意外にも西洋と東洋がいい具合に混ざっている感じでした。
舞台がヨーロッパと中央アジアの間ということもあって、「蛇」という設定にも意味が出てきていると思いました。

キャラは、シュワちゃんのみならず、誰もが非常に濃いw
一番目立っているのはもちろんシュワちゃんですが、ほとんどの出演者もやたら味わいがあって単なる脇役ではないのが良かったです。


しかし、シュワちゃんは単なる筋肉要員ではない、って本作を観るとつくづく思います。特に表情がいいんでしょうかね。
本作で見せるいろいろなシュワちゃんの表情にも留意すると、さらに楽しめると思います。


という感じで本作を星10個満点で評価すると、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょうか。星10個でもよかったのですが、あるアジア人が、昔には良くあったステレオタイプの「面白道化」を演じていたのがちょっと気になったのでこの評価としました。

とは言うものの、エンタテインメントとしては申し分ない出来上がりなので、観てみてください。しっかり楽しめますよ。

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