映画 マッドマックス2を視聴した

皆さんこんにちは。eの人@3200Km先ノ楽園です。


ここ数年、ポストアポカリプスの世界でヒャッハー達が跋扈する中を生き抜いていくゲーム(Falloutシリーズ、THE DIVISION、FARCRY New Dawn、RAGE2)を好んでプレイしてきたこともあって、
そういや、永いことマッドマックス2を観てないなと思ってアマゾンプライムで久しぶりに視聴しました。


砂漠の中の精油基地を集落としている共同体の人々が、3200km先にあるという楽園に向けて移民する計画を立てているが、基地とその大量のガソリンを狙った暴走族の「ヒューマンガス一味」に標的とされているため、その基地からなかなか脱出することができないでいる。そこに現れたのが、V8エンジン車「インターセプター」を駆る、漂泊のマックスだった……

というストーリーですが、今回観てみて、結構記憶が曖昧になっていたことに気づきました。

意外だなと思った点としては、

・導入の部族長の回想は結構長い
・絵に描いたようなヒャッハー感を醸し出しているのは、せいぜい2、3人くらい
・共同体に非協力的なマックス
・この荒れ果てた世界をウェイストランドって言ってる

というところでしょうか。

最初に本作を観たのはTVで、導入の回想はほんの数十秒くらいだったので、ごっそりカットされてたことが分かりました、この導入って、マッドマックス1の世界(現代社会)と地続きで、大国2国間の最終戦争がもとで、それまでの世界が壊滅したことが分かるようになっていたんですね。

この導入を今回観てみて、ポストアポカリプスのゲームもこのマッドマックス2につながる導入の世界観を取り入れていることに気づきました。まあ、これはパクリというよりはオマージュでもあるし、伝統の一つというか「型」みたいなものなのでしょう。

北斗の拳などでもたくさん出てくる元気いっぱいのヒャッハー!な人々ですが、本作では、それくらい元気なのは、赤い髪のモヒカンをしている副隊長か、せいぜいあと1人いるかどうかくらいで、ヒューマンガス一味の構成員は結構たくさんはいるものの、そのほとんどは無口で黙々と淡々と襲撃(の仕事)をこなしてる感じだったので、ちょっと吹きましたw
ボスのヒューマンガスは、むしろ、目を剥いて暴れまくる副隊長を諫めるくらいなので、そんなに活力がある感じではなかったですw

マックスは、そもそも誰とも関わりたくなく、ウェイストランドを相棒の犬とインターセプターで当てどなく彷徨うのを是としていて、もはや警官として振る舞うつもりは全くないのが印象的でした。
それでも共同体と行動を共にするようになるのは……まあ、それは視聴していただきましょう。


今回観たバージョンは字幕版なので、出演者は英語を話しているのですが、そこでは字幕に書いてある荒野を「ウェイストランド」と言ってました。
ただ、この言葉は本作の世界観だけを指す言葉ではなく、そもそもとしてwastelandには荒野の意味があるようで。
とは言うものの、本作で言う「ウェイストランド」はやはり「終わった後の世界」を指していると思いますし、後続の世界観のゲームも「ウェイストランド」と言うときには、この世界を明確に指していると思います。


という感じで、いやほんと、全然古臭さがなくって、十分堪能できました。
誰もが認める映画に評価を付けてもしょうがないのでしょうけど、あえて星10個満点で評価するなら、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

となるかと思います。後続の各ジャンルの作品に与えた影響はあまりにも大きいし、私自身がこのジャンルの作品をほとんど好きなので、妥当な評価だと思います。


3作目のサンダーボルトも20年以上は観てないので近いうちに観てみるかもです。

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