懐かしのイージーリスニング特集

普段着のままで、寛いで、気軽に聴ける音楽、
本を読みながら、何かを食べたり飲んだりしながらでも気ままに聴ける音楽…

そういった音楽のジャンルの総称をMOR(middle of the road)と言うのだそうですが、
その中に今回の特集である「イージーリスニング」というジャンルが含まれます。

文字通り、このジャンルも気軽に聴ける音楽ではあるのですが、
今回は「管弦楽アレンジによるポピュラー・ミュージック」という括りで見ていきます。

世代にもよるのでしょうけど、私が思うイージーリスニングの筆頭はやはり「ポール・モーリア」でして、
その次には「リチャード・クレイダーマン」がくる感じでしょうか。
1960-1980年代を中心として、当時はよくTV番組やいろんな場所でさりげなく流れていた曲です。

そこで、今回は数多のイージーリスニングのアーティストの中でも、上記の2人を中心にしたアーティストのYouTubeリンクを張っていくことにしました。

なお、リンクは曲の初出順にはなっておりませんので、ご了承ください。



涙のトッカータ


ポール・モーリアは作曲家でもあるのですが、特に編曲家として名声を上げました。この曲も作曲は違う人なんですが、ポール・モーリアの編曲と一聴きで分かる名曲となりました。


恋はみずいろ


元はヴィッキー・レアンドロスが歌うフランス語のポップスで、こちらもこちらなりにいい曲ではあるのですが、ポール・モーリアの魔法でチェンバロと弦・管楽器が魅せる名曲に生まれ変わりました。


オリーブの首飾り


クロード・モルガン作曲で、原曲名は「El Bimbo(嘆きのビンボー)」。これをオリーブの首飾りとして売り出した人は偉いです。
この曲は、TVでは手品のときの定番として流れていました。


そよ風のメヌエット


この曲めっちゃ好きw。お馴染みのチェンバロからいろいろな楽器にバトンタッチしながら主題を展開していきます。


天使のセレナーデ


この曲って、クレイジークライマーというゲームの3面クリア時の曲だということに今になって気づきました。
ってどういう説明だよw


渚のアデリーヌ


ポール・ドゥ・センヌヴィル作曲で、リチャード・クレイダーマンのデビュー曲。クレイダーマンは「芸名」で、そもそもはこの曲のための名前だったというのが面白い逸話ですね。


愛しのクリスティーヌ


この曲もクレイダーマンを代表する曲ですね。ええ曲や。


ほほえみのバネッサ


明朗なクレイダーマン風味を感じ取れる曲。


午後の旅立ち


ちょっとバッハ風も入ってますが、気持ちが和らぐ曲です。


レディ・ダイ


故ウェールズ公妃ダイアナに捧げられたらしい曲です。そう考えると芯の通った気品を感じてきます。


夏の日の恋


元は映画「避暑地の出来事」で流れる曲をパーシー・フェイスがイージーリスニングに編曲。


パリの空の下


もとはユベール・ジロー作曲のシャンソンですが、これをイージーリスニングの第一人者と呼ばれるレイモン・ルフェーブルが名編曲を施しました。後これコクラヤテレビギャラリーの曲(謎


ハッピー・ソング


カナダのピアニストであり作曲家、フランク・ミルズの自作曲。



と言う感じで、本当はイージーリスニングのアーティストはまだたくさん存在するのですが、今回は一旦フランク・ミルズが全米ヒットチャート最高位3位を叩き出したこの名曲で〆としましょう。

愛のオルゴール



また何かの機会にイージーリスニングのリンクを張ろうかと思います。んではでは。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック