ピース70周年記念記事その3 ロングピース(2回目) #01373

70周年特別パッケージも3つめとなりました。
今回は、久々のロングピースです。

ピース(20)
タール21mg/ニコチン1.9mg
画像



なんで、ロングピースだけは寒色系のケースじゃないんだろうね、と思いつつ、火を着けてみます。
一口目はすぐに煙を吐いて(強めに吸っているため)、二口目は、じっくりとクールスモーキング。

濃厚でずっしりした甘みのある煙が、口中にひろがります。
……うまい。

タールが21mgともなると、さすがにショートピース側に近い濃厚さとうまさです。
それと、バニラの香りもしますが、どちらかというと、プラム着香側に近い感じです。

葉組も、ピース・スーパーライト、ピース・ライトとは違うのではないでしょうか。
ロングピースはショートピースに近い葉組だと思います。


ロングピースのアセテートフィルターは、ショートピースから7mg分のタールを軽減しますが、
これは、ちょっと惜しい感じがします。

というのは、このフィルターは、ピースのもっともうまい部分を吸着してしまっているような気がするからです。
なぜそんなことを言えるかというと、ショートピースに市販の外付けフィルター(CS5とか、フレンドホールダーのフィルターとか)を付けて吸うと、ショートピースらしさがほとんど残っているからです。

しかし、このロングピースは、フィルターの効きが若干強めのため、ピースの一番美味しい部分を味わえないです。
しかも、強く吸うと、たちまち辛くなってしまうので、雑味を完全に取る事にも成功しきれていないです。

これ、フィルターの長さが良くないのですかね。7mgの軽減ではなく、4mgくらいの軽減で済ませると、うまみがきちんと残るのかもしれないです。
でも、フィルターの長さが半分になったら、セミロングピースになっちゃいますね。


ロングピースを吸う人なら、クールスモーキングはできるだろうから、強く吸うことにより発生する雑味を取り去るほうは考慮しなくてもよいような気がします。


あと、アセテートフィルターを取り去ったロングピースと、ショートピースは全く同じかと言うと、それも違うようです。一番の違いは、葉っぱの詰め込み方でしょうか。

ショートピースを市販のフィルターに差そうとすると、そのぎゅうぎゅうな詰め込みのために結構差し込みにくいのですが、ロングピースの場合はそこまで葉っぱを詰め込んでいないのですんなり差し込めます。
これも味わいに違いが出る要因になるのかもしれません。

なので、ロングピースはロングピースであり、ショートピースとは違うタバコなのだ、ということになるかと思います。


つまりは、ショートピースや他のピースとも違う、ロングピースとしての独立した愉しみを追求すればよいのだと思います。なにせ、それでもとても美味しいのですから。たまにはちょっと違う美味しさでピースを愉しみたい、そのための存在なのだと思います。


ピース70周年記念記事リンク
ピース70周年記念記事その1 ピース・スーパーライト #01368
ピース70周年記念記事その2 ピース・ライト(3回目) #01370
ピース70周年記念記事その3 ロングピース(2回目) #01373
ピース70周年記念記事その4 ショートピース(4回目) #01375
ピース70周年記念記事その5 ザ・ピース(2回目) #01376
ピース70周年記念記事その6 ピース・クラシック #01377
ピース70周年記念記事その7 ピース・インフィニティ #01378
ピース70周年記念記事その8 ピース・アロマ・ロイヤル #01379
ピース70周年記念記事その9 ピース・アロマ・クラウン #01380
ピース70周年記念記事その10 缶ピース #01381
ピース70周年記念記事番外編 ピースファミリー分布図を作ってみた #01382
ピース70周年記念記事番外編2 純喫茶・ピース #01383






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本編は字幕あり




反応が面白い




寓画は、隠喩が絵に籠るので、独特な雰囲気の絵になりやすいと思う



もつ煮定食は人の性格でかなり食事時間が変わると思う

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